ライフオーガナイザーⓇの平沢あかねです。
キレイに片づけるためには「SNSで映えるようなステキな収納グッズを買い揃えなければいけない!」と思っている人、けっこう多いですよね。
ですが、実際にはお金もかかりますし、収納したいモノとサイズが合わなかった、使い勝手がイマイチだった…そんな経験はありませんか?片づけ作業に伺うお宅でも、とりあえず購入した収納グッズが使いこなせず眠ったまま…ということも珍しくありません。
今回は空き箱を再利用した小物類の収納方法をご紹介します。小さい空き箱が意外と活躍してくれますので捨てないで!
散らかりやすい薬類や化粧品、調味料などの細々としたモノ。引き出しの中でぐちゃぐちゃになってしまうこと、ありませんか?
わが家では、これらの商品が入っている外箱の上部をカットして、収納グッズとして使っています。
ステキな収納グッズに入れ替えた方が見た目は美しいかもしれませんが、サイズの合う気に入ったモノを探すのは時間も手間もかかります。
パッケージ箱を使う最大のメリットは「サイズ合わせの手間がないこと」。
商品が入っていた箱なので当たり前ですが、中身とのサイズはピッタリ(笑)!そのほかにも「好みの位置でカットして使える」「立てて収納できる」「お金をかけずにできる」「箱が劣化してきたら紙ごみとしてリサイクルに出せる」など、なにかと便利に使えるんです。
いざというときに使いたいモノがすぐに出せるようにしておきたい「薬類」。
わが家では無印良品のポリプロピレンケースの引き出しを救急箱代わりとして使っています。
パッケージ箱を半分程度の高さまでカットしているので、中身がわかりやすく取り出しやすい状態で収納できました。
ちょっとした切り傷の対応で絆創膏が必要な時も、片手ですぐに取り出せます。
細々としたアイテムばかりの化粧品は、使いたいモノが迷子になりやすいですよね。
私はメイク下地の箱を半分にカットして、立てる収納にしています。意外と汚れが付きやすい化粧品は、その収納グッズも汚れやすくお手入れ必須。
でも面倒くさい…と思うこともあります(笑)。
パッケージ箱の再利用なら、購入ごとに箱も新しいモノと入れ替えられるのでお手入れ不要で楽チンです♪
冷蔵庫の中で迷子になりやすい個包装の調味料も箱を使って収納。
箱が倒れたり動いたりするのが気になる時は、底に両面テープで軽く固定します。出番が少ない調味料は、見える位置に賞味期限を書き込んでおけば、使い忘れ防止にもなりますよ。
引き出しの中など、外からは見えない場所で使っているので悪目立ちすることもなく便利に使えています。
映える収納グッズを揃えるのもステキですが、まずは「0円」ですぐに使えるモノからお試し使いしてみるのはいかがでしょうか♪
文・写真/ライフオーガナイザーⓇ平沢あかね