真っすぐ伸びた茎が特徴のアレカヤシは熱帯や亜熱帯の地域に自生するヤシ科の植物です。部屋に飾ると一気に南国ムードが高まります。育て方も簡単で、贈り物としても人気の高い観葉植物です。
濃い緑の葉のアレカヤシは、葉に風を受けるとサラサラと優しい音を奏でます。部屋の片隅に置くとそれだけで、部屋全体に南国の雰囲気が漂います。
鉢植えで育てる場合、大きさは40cm~2mほど。一人暮らしの部屋にも、家族と暮らすリビングにも、飲食店の入り口にも、インテリアとして幅広く活躍する観葉植物です。
また根から水分を吸収して、葉から発散するという蒸散作用もあると言われています。アレカヤシを部屋に置くことで部屋の乾燥も防げたり、マイナスイオンも発散してくれるなどの効果も期待でき、それも人気の所以かもしれません。
アレカヤシはもともと温かい地域で自生していた植物のため、暑さには強いけれど寒さには弱い植物です。
20度くらいの室内で直射日光の当たらない場所で保管するのが最適です。暑さには強いけれど直射日光に当たると葉が焼けてしまうことがあるので、窓際に置く際にはレースのカーテンで光を和らげるなどの注意が必要です。
比較的水分を好む植物なので、土が乾燥していたらたっぷりと水を与えてください。
寒さが苦手なアレカヤシは、冬の育て方には注意が必要です。5℃までは大丈夫と言われますが、できれば10℃くらいの温度を保った比較的暖かな室内で育てることをオススメします。
冬の間は成長も遅くなるので、水も栄養もあまり必要としません。
マイナスイオンも発散してくれる癒し効果も高いアレカヤシは、部屋のインテリアに最適な観葉植物です。人気が高いのも納得です。
※トップ画像はPhoto by amiさん@GreenSnap