本物と見まごうばかりの和紙盆栽が並ぶ展示会=1月10日、福井県越前市の卯立の工芸館【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
和紙で花などを作った「"新春"和紙盆栽展」が福井県越前市の卯立の工芸館で開かれている。福井市宝永1丁目の理容業、玉村一美さんが制作した近作。本物と見まごうばかりの盆栽や鉢植え約70点を披露している。2月26日まで。
20年以上前から独自に工夫して作っている。松、梅、桜、ツバキ、ツツジ、ザクロ、アケビ、ホオズキなどを模した多彩な作品が並ぶ。
いずれも色の付いた既製品の和紙を活用。松などの幹はティッシュペーパーで形を整えた後、細かくちぎった和紙を貼り付け質感を出している。花びらや葉も繊細な雰囲気を表現している。松の葉は骨組みに針金を使っている。
午前9時半〜午後5時。休館は火曜日。
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