「大は小を兼ねる」というモットーが覆されました。
以前ご紹介したMONOLITH(モノリス)の「BACKPACK PRO STORAGE XL」のレビューを読んで、やっぱり大きいバッグは正義だな。収納物の量に関わらず、それさえあれば事足りる。そう思い込んでいました。いざという時を考えると、スペックはオーバーなくらいがいいんじゃないかと思っていたんです。
1泊の旅行や出張ならばちょうどいいサイズかもしれませんが、普段使いに容量42Lはさすがに大きすぎますね…。そう思った時に見つけたのが、以前紹介した「BACKPACK PRO STORAGE XL」を、より使いやすいサイズへとリサイズした「BACKPACK PRO STORAGE M」です。
デイリーユースで使いやすく、いざという時も難なく対応してくれる収納力を誇ります。日常的に使うなら、大きくてもこのくらいの容量(27L)がちょうどいいですね。
ぼくの場合は、荷物が増えがちなシーンが2つあって、ひとつは展示会や発表会などに伺った際に資料やお土産をいただくので、帰りに荷物が増えがち。なので収納にある程度の余裕がないとパンパンどころか入らないことも。
もうひとつは、帰り道にランニングステーション(いわゆるランナーが着替える場所)に立ち寄って皇居周辺なんかを走ることがあります。その時はランニングウエアやシューズを入れるため、このくらいの容量がちょうどいいんですよね。以前紹介したXLタイプだと大きすぎてロッカーに入れるのに悪戦苦闘しそうです。
また、スポーツ感あるデザインを避けたい方にもベストな選択としてモノリスは推したいブランド。パッと見はスタンダードな印象かもしれませんが、実際に触って背負ってみると、そこかしこに他とは違った収納スペースの配置や収納内のギミック、削ぎ落としたデザイン性の秀逸さが際立っていることを感じます。まさに、最強のバッグを提供することをコンセプトにした稀有なブランドなんです。
背負った感じを見ても、大きいと感じるかもしれません(身長170cmで背負ってます)が、16インチまでのノートPCが収納できるのは結構、ありがたいです。全体的にサイズをリサイズしていても、要所では大は小を兼ねている、という粋な計らいもあります。
また他のスペックを見ても、XLサイズと引けをとりません。摩耗・引き裂きに強く、耐久性と防水性は申し分なし。つまりはガシガシ使えるってこと。
Image: MONOLITH 外側に配置したポケットはスムーズな開閉をサポートするマグネット仕様。そして外側のポケットは、出し入れしやすいマグネットタイプと、ポケット内部からケーブルホールを通してメイン収納部を貫通する仕掛けも。ポケットにはスマホ、メイン収納部内のポケットにモバ充を入れて、ケーブルで繋いでおけばスマートな充電環境が出来上がります。
Image: MONOLITH メインの収納スペースにはジャンルに分けて収納できるポケットも多数。外から収納したものが見えにくい構造はプライバシーを守ってくれます。メインの収納部は立体的な構造で、収納物が外から見えないような工夫や、20cmほどのマチを確保しているので、たくさん収納できるのはポイント高いですね。
背負った時にこのままでも体にフィットするデザインですが、ロードリフトストラップやチェストストラップによって、肩や腰への負担を減らしながら、高いフィット感をサポートしてくれます。
もしかしたら、荷物が少ない方ならば、こちらのタイプでも1泊はいけそうです。
普段使いと1泊用、2つ揃えるしかないかも…と思っていて、いま全力でお財布と相談しているところです。税込59,400円(Mサイズ)と税込69,300円(XLサイズ)で合わせて128,700円。新生活だし、仕事がんばれる(がんばらざるを得ない)かな。きっと。
Source: MONOLITH
書籍(Kindle版もあります)