この大きさと軽やかさ、なのにこのパワーよ。
ノートPC選びは何を重視しますか? クリエイティブ用途で使えるパワー、最新のAI機能がもりもり動かせるスペック、大きなディスプレイ、持ち運びやすさ、バッテリー持ちの良さ…など。
何を選んで、何を諦めるか、頭を悩ませますよね。それがガジェット選びの楽しさでもあるんですけど。
でも、そのすべてが叶うPC、見つけたかもしれないんです。
それが、Lenovoが送るクリエイター向けのAI PC「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」。
写真や動画を編集するクリエイターでも十分に使えて、しかも、ディスプレイサイズは15.3インチと大画面、かつ持ち運びにも適した絶妙なサイズなんです。
まずは「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」のスペックを紹介させてください。CPUにはインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V、いわゆるインテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 2)を採用しています。
インテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 2)はCPUとメモリを統合しているので、データ通信の速度が向上しています。
GPUはCPU内蔵のインテル® Arc™ 140V、さらにAI処理に特化した処理装置・NPUも搭載。この組み合わせはとても強力で、例えばユーザーの作業内容に応じて消費電力を最適化して、高度な省エネ駆動を行なうことができます。実際、Photoshopで写真編集やAIによる画像生成も試しましたが、サクサク動いて申し分なし。
しかも、バッテリー駆動時間は最大22.4時間で、クリエイターPCとは思えないほどロングライフ!
また、本機はマイクロソフトが提唱しているCopilot+ PCにも準拠しており、文章生成や画像生成などのAI機能をまるっと完備。AI機能を使うにはNPUだけでなく高い基礎性能が必要なため、Copilot+ PCを名乗っている=高性能なマシンの証とも言い換えられます。
Copilot+ PCならではのAI機能として、以下の5つの機能も使えます(要Windows Update)。
・生成AIで誰でもプロ級のお絵かきができる「Image Creator」
・背景ぼかし、ノイズ抑制など、ビデオ通話時の品質をアップさせる「Windows スタジオ エフェクト」
・ゲームのフレームレートを一段階引き上げる「自動スーパー解像度」
・PCから発生するあらゆる音声をリアルタイムに文字起こし「ライブキャプション」
・デスクトップのスナップショットから過去のデータを検索できる「リコール」
いずれも、Windowsの使い心地をワンランク上に引き上げる機能ばかり。例えば「Image Creator」は、Windows標準の「ペイント」アプリから使うことができます。実際に使ってみると…。
左のような手書きのラフイラストをもとに、AIが本格的なイラストを生成してくれます。写実系や水彩、ポップアートなど複数のスタイルがあり、自分がイメージする雰囲気を狙っていくこともできますよ。「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」はマルチタッチ対応のディスプレイなので、実はイラストも描きやすい。
Web会議が多い人であれば、「Windows スタジオ エフェクト」にはお世話になるはず。音声通話の品質も引き上げてくれるので、PC内蔵のマイクでもクリアな通話を実現してくれます。タスクマネージャーを確認してみると、NPUがモリモリ頑張っていました。
そもそも製品名に入っている「Aura Edition(オーラ エディション)」とは何か。オーラが溢れているとかそういうことではなく、これはインテルと共同開発したマシンに対してLenovoが与えている特別な称号なんです。なんだか強者同士の夢のコラボ感がありませんか?
具体的に、「Aura Edition」は以下の3つの独自機能をもっています。
Smart Share…AIバーチャルセンサーにより、スマホとPCを瞬時に連携できる
Smart Modes…ユーザーの使い方に応じてPCの動作状態を変更できる
Smart Care…PCあるいはスマホから、24時間365日体制のサポートを受けられる
実生活で恩恵を感じやすいのは、「Smart Share」でしょう。スマホとPCで簡単にデータ共有ができるので、写真や録音データのシェアもラクラク。使い方もユニークで、スマホをPCにぶつけるとPC側にスマホのギャラリーが共有されます。「ちょっとPC内のデータが欲しいから、コツンっと…」みたいな感じで使えて、なんだか愛着も湧きますね。
Smart Modesには5つのモード「アテンションモード」「シールドモード」「コラボレーションモード」「ウェルネスモード」「パワーモード」が用意されています。
アテンションモード:通知を消音にし、邪魔になる範囲をブロックして、気を散らすものを最小限に抑え、集中力と生産性を高める
シールドモード:アラート、ガード、VPN機能により、個人のプライバシーを保護し、オンラインセキュリティを強化
コラボレーションモード:さまざまなビデオエフェクト機能により、バーチャル会議の体験を向上させる
ウェルネスモード:定期的な目の休憩を奨励し、人間工学に基づいた習慣を促進することで、健康を増進するためのデジタルヘルスを推進
パワーモード:バッテリー駆動時間と高性能のバランスをとるようにサポート
例えば、アテンションモードでは、通知音を消したり、時間を取られがちなYouTubeやXなど、指定したサイトのアクセスをブロックし、集中して作業を行える状態にしてくれます。
「シールドモード」状態なら、カフェなどで作業中に後ろから覗き見されているような場合に、アラートをだし画面をぼかす覗き見防止機能が発動。「パワーモード」以外は同時起動できるので、「シールドモード」は常時使いつつ、他のモードは作業内容に応じて切り替える、みたいな目的意識をもってPCの状態を変えられるわけです。モード切替ボタンはキーボードに搭載されてるから、ものの数秒で変更できますよ。
Smart Careは専用アプリで管理するサポートサービスのこと。サポート体制の充実っぷりはPCを使う上で安心材料となりますし、それが勉強や仕事で使うPCならなおさらです。チャット、電話、リモート対応、修理申し込みなど、実生活で必要なサポートはほぼすべてそろっています。
「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」の賢さや、最新機能の充実っぷりはわかってもらえたと思います。なのでそろそろ、僕がコイツに惹かれたサイズ感についてお話しましょう。
「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」のディスプレイサイズは、ずばり、15.3インチ。
14インチ以上16インチ未満、けれども15インチよりちょっぴり広い。このサイズ感、ありそうでなさそうな、絶妙なところじゃないですか?
それでいて薄さは約13.9mmしかない。実際に触ってみると「え、こんなに薄いのに15インチ超えの大画面なの?」みたいな、お得さすら感じました。大画面=薄型ではないという先入観が覆されますね…!
重量も1.53kgと、持ち運べる大画面としては軽快な部類。ディスプレイはタッチにも対応してるし、リフレッシュレートも120Hz対応だからゲーム適正もヨシ。ヒンジは180度開くので、会議で資料を見るにも最適です(大画面との相性もヨシッ)。
高性能なインテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 2)と、15インチ級の大画面。なのにここまで軽くて薄いってのは、もはや釣り合いがとれていないような感覚すらある。指先で操作するタッチパッドのエリアも広いし、大画面と薄さをここまでシャープに両立させられるのかと驚きました。大画面のノートPCってもっと野暮ったいイメージだったもんで。
最後に端子類も見ていきましょう。
USB系はUSB Type-C(Thunderbolt4対応)端子が2口、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1)が1口。ほかにはHDMI、マイクロホン/ヘッドホンコンボジャック、プライバシーシャッター、電源ボタンがあります。
ハイスペック系のノートPCはUSB Type-Aを省いたモデルもあるので、USB Type-Aの搭載は地味に助かる。有線イヤホンが使えるヘッドホン端子もありがたいですね。Web会議前にワイヤレスイヤホンの充電切れで焦る必要もありません。
「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」は、高負荷なクリエイティブ用途にも対応したスペック、15.3インチの大画面、そして薄型軽量を兼ね備えたノートPCです。
まさに多くのノートPCユーザーが求めてきた、持ち歩ける大画面と仕事&プライベート問わず活躍するスペックが「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」には詰まっています。
これこそ、ユーザーへのアイ(愛)にあふれた、AI PCと呼べるのでは?
Photo: Daisuke Ishizaka
Source: Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9