60年の時を超えて現代にやって来た。
もともとは軍用車両として開発され、いまやオフロード車の代名詞とも言える乗り物「Jeep(ジープ)」。頑丈で使い勝手が良く、メンテンス性にも優れた優秀なクルマです。
無骨さがウリのジープが、ベトナムのメーカーの手で生まれ変わっています。
ベトナムで未来的なバイクを作るBandit9の代表ヴァン・ダリル氏の名前がそのままブランドになったVAN DARYLから、当時のジープを現代的にアップデートした「War Truck」が発表されました。
ダリル氏は当時のジープを分解し、鉄とアルミニウムのフレームで強化。サスペンションで車高を上げたり、ドラムブレーキをディスクブレーキにしたり、ライトはLEDでボディーをサイバーな銀色にするなど、現代的に仕立て直しています。
内装も清潔感と快適さがあり、おそらくタッチディスプレイらしきパネルもあって高級車みたい。
Image: VAN DARYL心臓部は4気筒2.3Lエンジンのガソリン車で、最高時速は161km。満タンで483kmの距離を走り、価格は7万9000ドル(約1,188万円)から。ですがオーダー時にマニュアルをオートマに変えたり、内装も好みのテイストに変更したり、駆動系をEVに交換することも可能です。
元々がジープなのに、現在まで作られているジープとはエラい違いですね。Bandit9らしい未来感で、超絶にカッコ良い仕上がりになっています。
Image: 岡本玄介自分の父親は若い頃ジープ乗りだったので、息子の自分は次世代ジープに乗ってみたいと思いました。
Source: VAN DARYL via YANKO DESIGN