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重低音はズンズンきて欲しい。ソニーの「ULT WEAR」はそんな人のためのヘッドホン

  • 2024年4月16日
  • Gizmodo Japan

重低音はズンズンきて欲しい。ソニーの「ULT WEAR」はそんな人のためのヘッドホン
Photo: Dua Rashid / Gizmodo

重低音好きは予算確保へ!

先週、グローバル向けに発表されていたSonyの重低音シリーズ「ULT POWER SOUND」、日本でも発表きました。今日から、一部ソニーストアにて先行展示が始まります(後述します)。

「アリーナの最前列にいるような重低音を体感できる」というULT POWER SOUND。ポータブルスピーカー2モデル「ULT FIELD 7」「ULT FIELD 1」と、ヘッドフォンの「ULT WEAR」が発表されました。

ULT FIELD 7とULT FIELD 1は、縦置き・横置きどちらも可能なワイヤレスポータブルスピーカー。防水・防塵性能IP67なので、屋外でも利用可能。ULT FIELD 1はコンパクトサイズが魅力です。日本での発売日は、ULT FIELD 1が4月26日。ULT FIELD 7が5月24日。

また、海外では「ULT TOWER 10」という、低音ドゥンドゥンな360度スタンドスピーカーも発売されます。

ヘッドフォンのULT WEARは、米Gizmodo編集部がさっそく実機を見てきたので、以下、画像と一緒にどうぞ。日本発売は4月26日。

ULT印のボタンで重低音が暴れだす

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

ヘッドフォンULT WEARの魅力は、ULTロゴいりのこのボタン。これを押すと、音圧と低音が効いてきます。

最初、話だけ聞いたときに安易なギミック的なやつって思ってすみません。実際使ってみたら、ちょっと驚くレベルで低音強化されました。重低音系の曲だと思っていない曲でもズンズンするほど、その差は歴然。低音強化がどれくらいわかりやすいかというと、ポッドキャスト聞いてても、ズンズンくるくらい。なので、ある意味ULTボタンの使い所にはご注意ください。

勘違いしてほしくないのは、ULTボタンは低音強化ボタンであり、音質に関するものではないということ。なので、よりクリアに詳細まで聞こえるとか、バランスのいい音と思っていたらダメです。すべての音からベースだけ強化する、これです。

触ってみた個人的な感想としては、ボタン1度押しくらいが十分。低音強化されつつ、中高音も聞こえます。ボタン2回押しちゃうと、高音はどっかいっちゃいます。ちなみに、ボタン押さないと通常のSonyヘッドフォンなので、場合に応じたボタン発動でよろしく。

物理ボタンあるのいいよね

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

昨今のヘッドフォンにしては、物理ボタン多めな印象、かな? これ、好きな人は好き。左イヤーカップにあるのは、電源ボタン(長押しでオン・オフ、短押しでバッテリー確認)、細長いのはANCと周辺モードの切り替えボタン。ULTボタンの位置が、間違ってプッシュしないようちょっと離れているのは気配りですね。

右イヤーカップは、Sony最強へッドフォンWH-1000XM5と同じ操作感。タッチコントロールで音楽の再生、一時停止、音量コントロール。右イヤーカップを手で覆うと音量小さくなるんですが、これ1000XM5も同じちょっとしたティップスです。ヘッドフォンの着脱認識もありで、音楽停止・再生します。

折り畳めるよ

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

Sonyのフラッグシップヘッドフォンにはない仕様がきました。まさか折り畳めるとは! ポータブル性がアップしますね。個人的には折り畳めるタイプ、好きなんです。

強力なノイズキャンセリングで地下鉄の騒音もがっつり抑える

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

ヘッドフォン・イヤフォンのアクティブノイズキャンセリング機能(ANC)をテストしようと思ったら、地下鉄に乗るのが1番わかりやすいと思っています。地下鉄で聞いてたポッドキャストの話の内容が聞き取れないことなんてなし。駅のアナウンスも8割ほど抑えられていた印象です。

路上では、工事現場や消防車のサイレン音、車のクラクションの音もしっかり抑えていました。とはいえ、路上では基本アンビエントモードを使っていますけど。みなさんも、安全のため周辺音には気を配ってくださいね!

アメリカでは販売価格200ドル前後てことなのですが、ANC思ってたよりずっとよかったです! Sonyの400ドルクラスのヘッドフォンと比較しても、ANC単体ではそんなに差がでてガッカリなんてことはない気がする…。

バッテリーもちは公式いわくANCありで30時間、なしで50時間。

ウィンドノイズも軽減

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

通常のノイキャンマイクがついてますが、もう1つ、風の音を軽減してくれるマイクもついてるんです。この価格帯で、こういうちょっとしたオマケついてるのはびっくり。お得感あります。

装着感よし!

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

レビューもかねて、最近はBeats Sutido ProとULT WEARの二刀流で暮らしていました。Beatsの方が明確に価格が高いのですが、装着感はULTの勝ち。圧倒的快適!

Beats Sutido Proは、ヘッドバンドが細めなのが原因か、髪がちょいちょい引っ張られることがあります。一方、ULTは髪のからまりなし。適度なイヤークッションも心地よくて、数時間の装着でもストレスを感じませんでした。

重低音というクセのあるヘッドフォンですが、既存製品にとってなかなかのライバル登場な気がします。

5つの都市で今日から先行展示

ULT POWER SOUNDシリーズとして発売される3モデルが、今日から先行展示されています。購入前に実物見たい人はぜひ。発売日前にチェックできます。

展示場所:ソニーストア 銀座・ソニーストア 札幌・ソニーストア 名古屋・ソニーストア 大阪・ソニーストア 福岡天神

Beats Studio Pro使ってみた感想→価格を考えると物足りない Beatsのヘッドホン新モデル「Beats Studio Pro」。8月9日発売のApple(アップル)公式サイトを皮切りに、順次販売スタート。日本での価格は4万9800円です。米Gizmodo編集部が発売に先駆けて使ってみました。 https://www.gizmodo.jp/2023/07/review-beats-studio-pro-headphones.html

Source: Sony

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