映画会社がこれからどんな作品を作っていくのか、どんなプランを考えているのかを劇場主向けに発表する見本市「CinemaCon（シネマコン）」。毎年ネバダ州ラスベガスで春に開かれていて、今年は4月8日〜4月11日（米時間）に開催されています。
このイベントが業界だけでなくファンにとっても重要視されているのは、その年に公開される作品のトレイラーが公開されたり、セレブが挨拶したりするだけでなく、例えばジェームズ・キャメロン監督が『アバター』を5作作ると計画しているとか、スタジオの長期的なプランなども発表されるから。
今年はソニーが不参加ですが、ユニバーサルやワーナー・ブラザーズ、ライオンズゲート、ディズニー、パラマウントは参加します。どんなことが聞ける？ 何が見られる？ すでにわかっていることや過去の流れから、見どころや予想を立てていきますよ。
CinemaConには何人かの常連スターがいます。ヴィン・ディーゼルはその1人。もしかすると『ワイルド・スピード』シリーズの今後について語ってくれるかも？
トム・クルーズもCinemaConの常連で、このコンベンションのために『ミッション：インポッシブル』最新作の「見たことのないスペシャル動画」を用意するのがお決まりになっています。ということは、今年もやっぱり見られるのだろうなと予想。
『スター・ウォーズ』ユニバースの最新映画『The Mandalorian & Grogu（原題）』が2026年夏に公開されると発表されたばかりですが、もしかしたら他にも何か発表があるかも？
ワーナー・ブラザーズはジェームズ・ガンとピーター・サフランの『スーパーマン』を絶賛製作中。同作は2025年7月全米公開予定ですが、ティーザー予告とかチラ見させてほしいなーと期待。
ユニバーサルが『ジュラシック・ワールド』の新作を作っているのはご存じの通り。ギャレス・エドワーズ監督がメガホンを握る本作は、スカーレット・ヨハンソンが出演するなんて言われています。
2025年公開ということはわかっていますが、まだタイトルすら明かされていません。知りたいのは内容とタイトル。果たしてどんな内容になっているのでしょうか。
7月26日日米同時公開の『デッドプール＆ウルヴァリン』。初トレイラーが公開されて数カ月経過しているので、新しいのが公開されるのを期待しています。
今年10月に公開予定の『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ』。ホアキン・フェニックスが再びジョーカーを演じ、レディー・ガガも出演することがわかってはいますが、その内容はほとんど明かされていないんですよね。というわけで、トレイラーをチラ見させてほしいところです。
CinemaConの楽しみの1つが、新作SF作品の発表です。続編とかリメイクとかじゃなくて完全新作。過去のCinemaConでは、まだタイトルすら決まっていなかった『メッセージ』の映像が初めて公開されたし、『ザ・クリエイター』の初お披露目もここでした。
今年もSFのビッグタイトルが来るか期待しちゃいます。
いま、SFは中国がアツい。オススメの映画6選 ユニークが作品がいっぱい！2024年3月21日から、世界的な大ヒットを記録した劉慈欣（リウ・ツーシン）によるSF小説『三体』のドラマがNetflixで配信開始されました。2008年に単行本が発売されたこの作品は、中国SFというジャンルの転換期となったといえるほどに大きな影響を与えたのはいうまでもありません。『三体』による影響か、中国発のSF映画は近年多く作られているように感じます。Netflix https://www.gizmodo.jp/2024/04/watch-streaming-chinese-science-fiction-movies.html
