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ChatGPTの生成画像をちょい修正できる機能、さっそく試してみた

  • 2024年4月5日
  • Gizmodo Japan

ChatGPTの生成画像をちょい修正できる機能、さっそく試してみた
Image:宮城圭介(ChatGPT作成)

これ結構いいぞ。

有料版ChatGPTで生成した画像に、指示を出して修正してくれる機能が搭載されました。

OpenAIがXに投稿したポストを見ると、かなり使い勝手が良さそうなので、さっそく試してみました。

You can now edit DALL·E images in ChatGPT across web, iOS, and Android. pic.twitter.com/AJvHh5ftKB

— OpenAI (@OpenAI) April 3, 2024

修正部分を選んで指示

まずはChatGPTに起点となる画像を生成してもらいます。とりあえずポストされていたモチーフをもとに、誕生日を祝っている犬を生成してもらいます。こちらはほぼポストと同じように、バースデイケーキを前にしたかわいいワンちゃんが生成されました。

Screenshot: 宮城圭介

編集もかなり簡単で、画像をクリックすると画像上にツールと右側にチャット画面が現れます。

“選択”アイコンを押すと、編集領域を選択できるようになるので、修正してほしい箇所を塗りつぶします。右側のチャット画面に、どこを変更してほしいかのプロンプトを書けばOK。今回は「ケーキをチョコレートケーキに変更して」と指示を書きます。

Image:宮城圭介(ChatGPT作成)

見事に自然なチョコレートケーキに変更してくれました。修正した感じもなく、初めからそうでしたと言わんばかりのとても自然な仕上がりに!

さらに修正を加えていきます。今回はワンちゃんの1歳の誕生日をお祝いするので、ケーキの上のろうそくも変えてもらいましょう。ろうそくを塗りつぶして、右側のチャット画面で「ろうそくを1本にして」と指示を出します。

Image:宮城圭介(ChatGPT作成)

若干ケーキのデコレーションが変わってしまいましたが、それでもほぼ許容範囲で注文通りに仕上げてくれました。

大胆な変更もOK

Image:宮城圭介(ChatGPT作成)

さらに追加でもっと大きく修正をお願いしてみます。まずは元となる画像を生成。東京の街中を歩く猫と女性を題材に設定します。広い領域の修正もできるのかを確かめるために、背景をごっそり変更する依頼を出してみます。背景を東京風から、パリ風に変えてもらいましょう。

Screenshot: 宮城圭介

今回は広い範囲を塗りつぶすので“選択”アイコンをクリックした後に、左上にある塗りつぶし範囲の変更から、塗りつぶしを一番大きいサイズにします。これでがっつりと背景を塗りつぶしていきます。女性と猫以外を選んで、先ほどと同様に指示を出します。今回は「背景をパリ風に変更してください。パリのシンボルもさりげなく背景に溶け込ませてください。」とお願いします。

Image:宮城圭介(ChatGPT作成)

ん〜パリっぽくはないですが、何となくヨーロッパな雰囲気を感じないでもない…。まあそれでもメインのキャラクターはそのままに修正を加えてくれたのは結構いい感じです。今までPhotoshopなどのツールに取り込み直して、切り抜いて使っていた手間を、画像生成AIだけである程度完結できるのはとても心強い。

特にDALL-E3は、描画力が他の生成AIに比べて高いところも強い。全部の画像生成AIでこの機能がデフォルトになれば、かなり戦力として使えるようになるですが…ぜひそうなってほしい!

ディープフェイクを100%見抜く技術はしばらく出てこない AIサービスを利用して作られるフェイク画像。これらを見抜くための対策は、しばらくは生まれてこなさそうです。 https://www.gizmodo.jp/2024/02/youll-be-fooled-by-an-ai-deepfake-this-year.html

Source: X

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