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日本HPの新作。AI時代の「堅実PC」っぷりを見てよ

  • 2024年3月29日
  • Gizmodo Japan

日本HPの新作。AI時代の「堅実PC」っぷりを見てよ
Photo: 小暮ひさのり

2024年の「これ買っときゃ間違いない」なヤツになりそう。

みなさん、日々のPCライフで何かストレスを感じています? たとえば…処理速度が遅い。みたいな単純な理由なら良いのですが(良くはないけどさ)、作業に熱中するとPCがアチアチだったり、ファンの音が気になって集中力が落ちたり。

外で使うにしても、バッテリーの残量が心許なかったり、そもそも持ち運びに適してなかったり…。

こういったストレスを感じている人を狙い撃ちするモデルが、日本HPが送り出した「HP Envy x360 14」です。

トランスフォームするHPのハイパフォーマンスPCの新作

Photo: 小暮ひさのり

HPの「Envy」シリーズは、ユーザーの新たな挑戦を応援するハイパフォーマンスモデルという位置づけ。シンプルに言えば、パワフルな性能と機能性がイイカンジ!といったパソコン。

Photo: 小暮ひさのり

まずはボディですね。

14インチと16インチモデルがありますが、本日発売の14インチモデル「HP Envy x360 14」の堅実な作りの良さは絶妙ですよ。

小脇に抱えられてスッとバッグにも収まる。そして重量は約1.39kgです。

うん、わかる。最軽量ってわけじゃあないんです。もっと軽いPCもたくさんありますよね。でも、僕が「HP Envy x360 14」をいいなと思ったのは、その実力を発揮できるシーンの多様さ。

Photo: 小暮ひさのり 左の状態から、ぐるんと回転すると、タブレットのような使い方もできます

だってこれ画面ぐり〜んと回るんですよ。

x360の名の付くこのモデルの特徴は360度の回転ヒンジ。ディスプレイ部が裏側までグリュンと回転するので、ノートPCとしても、タブレットとしても利用OK。

友達に画面を見せたい時は、ベタンと180度開いてもいいし、動画を見るときは山折りテントスタイルもいいですね。

Photo: 小暮ひさのり

この剛性とヒンジ構造がこの重量で整っているハンドリングの高さは、芸術点あげられると思うんだ。

ちなみに、裏から見た時のシャープで美しい放熱スリットと、ヒンジ部の「ENVY」刻印がオシャレポイント。こうして普段見えないところに手が込んでいるのがLOVEい。

Copilotキー搭載。AIが快適さのベースを底上げする

Photo: 小暮ひさのり

もうひとつの特徴が、これがAI時代のPCであるというところ。

MicrosoftのAI検索アシスタントサービス「Copilot」を呼び出すキーが増えているうえ、CPUの内部にAI系の処理を司るアクセラレーター「NPU」を搭載しています。つまり、機械学習やAIを使ったサポートが得意な子。

AIって、エフェクトをかけたり、文章・画像の生成が速くなるんでしょ?

昨今、こうした「生成」というアウトプットがAIの役割みたいなイメージがあります。そう言われると確かにそうなんですが、その他にも実は、目に見えないところでのAI支援が効いているんです。

日本HP

たとえば、ノートPC永遠の宿敵とも言える発熱やノイズを解決するのも今やAIの役割。

「HP Envy x360 14」には、ユーザーの利用パターンを機械学習することで、デバイスのノイズ、温度、パフォーマンスなどの要素をワークフローに合わせて自動的に最適化してくれるんです。

つまり、過剰に熱くもならないし、バッテリーも食わない。必要な作業量に応じて効率よく電力を使ってくれて、快適さをキープしてくれるようになるわけ。

お陰でバッテリー駆動時間も最大15時間。一度の充電で日中フルに戦えるだけの時間が確保できています。

NPUを使えば、対応アプリでは処理が速くなるのは確かに魅力的で派手さもあります。でも、そんなアプリや作業は限られてますし、ずっと使うとは限らないんですよね。

一方、パフォーマンス制御はすべてのユーザーがPCを付けてるだけでも恩恵を感じられるところ。なので、こうした見えない機能こそ現代のAI PCの隠しメイン武器と言えるんじゃない?

スペックとのバランス感もいい感じなのよ

Photo: 小暮ひさのり

最後に「HP Envy x360 14」のラインナップを紹介しますね。

搭載されたCPUの違う「Intel Core Ultra5/7」モデルと「AND Ryzen 5/7」モデルがあり、それぞれ「スタンダードモデル」「パフォーマンスモデル」「パフォーマンスプラスモデル」と性能差が儲けられています。

スタンダードモデルでも、メモリ16GB、ストレージ512GB、解像度1920x1200(タッチIPS)と昨今のPCではこのくらいほしいよね! ラインをしっかりとクリア。

パフォーマンスモデル以上では画面が2880x1600の(タッチOLED/最大120Hz)になって、映画館並のプレミアム映像体験が楽しめる「IMAX Enhanced」へ対応するなど、作業性とエンタメの両方がリッチになっています。

希望販売価格は、14インチ「HP Envy x360 14」はIntel CPUモデルが19万8000円から、AMD CPUモデルが17万6000円から。

Photo: 小暮ひさのり

4月中旬からは16インチ「HP Envy x360 16」も20万9000円からで仲間に加わってくれます。

ビジネス向けやプロ向けラインナップも

Photo: 小暮ひさのり

個人向け「Envy x360」シリーズに加え、今回の発表では法人向けの高セキュリティ機能を搭載したビジネスライン「EliteBook」シリーズや、要求の厳しいワークフローに対応する高パフォーマンスのモバイルワークステーション「HP ZBook」シリーズも参考展示されていました。

特に興味深かったのが、ビジネスラインの「EliteBook」シリーズ。

これらには量子コンピューター時代への備えとして、ファームウェアレベルでの新たなセキュリティ対策も用意されているとか。

量子コンピュータってまだ実現できていませんけど、いざ「できたぞ!」となったとき、ヤバい使われ方されたら、防げないとまずいですからね。日本HPはその防御策を今のうちから用意しておくという姿勢です。

HPあれば憂いなし。2024年の「これ買っときゃ間違いない」、堅実に育ったヤツらです。

Source: 日本HP

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