早い話が、プロジェクトの頓挫。
2014年頃からウワサされはじめ、2015年にはイーロン・マスクも「作ってるよな!」なんて言っていた、Apple(アップル)の自動運転EV「Apple Car」。
もう開発は10年になるので、本当に出るの?と思ってた人も多いと思うんですが、最新のBloombergの記事によれば、Appleは自動運転EVのすべての計画をキャンセル。2000人規模の従業員にプロジェクト中止を伝えたそうな。
つまり、もう、出ない(たぶん)。
このAppleのEVカープロジェクトの初期コードネームは「Titan」。
Appleの作る未来のくるまか!と話題になりましたけど、自社開発ではなくパートナーとの協業を模索したり、かと思えば独自製造のウワサが流れたり、チーム解散が囁かれたり…。と二転三転。
まぁ、もうテスラが普通に街中走ってる状態ですし、古よりの車メーカーもEV開発が盛んです。iPhoneだってUSB-Cになるくらいですし、この状態でいちから車作ってEV市場で競争するのは、流石に分が悪すぎるもんね。
で!この話にはちょっとした続きがありまして、解散したApple Carチームがどうなったかというと、開発部門の多くは、生成AIのための人工知能部門へと移ったとのこと。
Appleの関心は、自動運転から生成AIへ。
トレンドの移り変わりを感じますなぁ。
Source: MacRumors, Bloomberg