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初代iPodそっくりの音楽プレーヤーで、Y2Kにワープ

  • 2024年2月19日
  • Gizmodo Japan

初代iPodそっくりの音楽プレーヤーで、Y2Kにワープ
Image: Crowd Supply

2001年に登場して、多くの人の音楽リスニング環境を変えたApple(アップル)のiPod。当時としては大容量の5GBストレージで、大量の音楽を持ち運べるのが画期的でした。

今や音楽はスマホで聴く時代で、iPodシリーズも2022年に販売終了しましたが、リスニングに特化したデバイスにまだ魅力を感じる人は少なくない…はず。ってことで、ポータブル音楽プレーヤー「Tangara」がクラウドファンディングで出資を募集しています。

見た目初代iPodそっくり

Image: Crowd Supply

泣かせるのがその見た目。大きなディスプレイとスクロールホイール。初代iPodにそっくりです。

ディスプレイは1.8インチのフルカラー仕様で、ヘッドホンジャック経由の有線だけでなくBluetoothによるワイヤレス接続にも対応していてそれなりにアップデートはされているのですが、Y2K感強めのデザインですよね。

チップはESP32を採用していて低消費電力。対応フォーマットはMP3、FLAC、OGG、Opus。ストレージは16MB(笑)。ただしSDXCカードを内蔵できるので、音楽ファイルは最大2TBまで収められます。

ユニークなのはこのTangara、オープンソース化されていること。ファームウェアはC++で書かれていますが、スキルとやる気さえあればオーディオコーデックを追加するなど、新機能を移植したりカスタマイズすることもできます。ケースのCADデータまで公開されており、3Dプリンタを使って自分好みのケースを作ることも可能。

とにかく改造上等です。

Image: Crowd Supply

DAコンバーターにCirrus Logic WM8523、アンプにテキサス・インスツルメンツINA1620と、高音質にこだわったパーツを使っているのもポイント高い。自分好みに仕上げられる音楽プレーヤーってのが、ギーク心を刺激するのではないでしょうか。もちろんそのまま使っても全然いいんですけどね。

クラファン目標額はとっくに達成していますが、募集期間は3月24日まで。出資額は1台249ドル(約3万7000円)となっております。

Source: Crowd Supply

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