コロナによる様々な制限が緩和され、以前の姿に戻り始めた、いや大きく変わり始めた2023年。2024年の干支は辰年。“昇龍” のような勢いで急上昇するヒットアイテムは何か。本記事では、アニバーサリー継続で新顔も登場予定のジャパニーズウイスキーから、話題の「FF7」リメイク三部作の2作目など、12ジャンルのヒット予想を、それぞれのジャンルのプロが大胆に予想してみた!
ヒット確率:80%
家電ライター 小口 覺さん
「フィッシュロースターはあれば便利かつ手放せなくなる家電。使用後に洗いやすく触媒フィルターの搭載により煙やニオイが気になりません。本製品は魚だけではなく、肉や野菜のグリル調理にも使えるマルチロースターへと進化。存在感あるデザインとともに注目されそうです」
ヒット確率:90%
ファッションバイヤー・動画クリエイター MBさん
「スニーカーブームなどのストリートトレンドが鎮静化しており、徐々にシックな着こなしが支持されるようになりました。2023年AWの重衣料でもダウンやブルゾンなどではなく、ジャケットコートなどが多く見られるようになっており、2024年への確かな流れを感じさせます」
ヒット確率:100%
フードアナリスト 中山秀明さん
「2024年はニッカ創業90周年、サントリーシングルモルト山崎が40周年、同白州が30周年。そして朝ドラ『マッサン』が放送10周年とアニバーサリーが続きます。さらに八海山が米を主原料とする『ライスグレーンウイスキー』を発売予定であるなど目が離せません」
ヒット確率:75%
モバイルライター 井上 晃さん
「Appleが発表したデバイス。 “空間コンピュータ” と称するように、既存のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)類とはひと味違った体験が提供される見込みです。約52万円という超高級機ゆえに、 “ひとり1台” のような存在にはならないでしょうが、コンピュータの新しい形として動向は見逃せません」
ヒット確率:85%
ライター 佐々木 舞さん
「高い疲労回復効果が期待され、新しい入浴剤としてその位置を確立しつつある重炭酸入浴剤。いまはまだ高級入浴剤という認識で一般層は横目で見るだけですが、ダイソーなどの100円ショップでも入手できることが周知されたら、そこをきっかけにヒットするに違いない!」
ヒット確率:90%
フードツーリズムマイスター 今西絢美さん
「共働き世帯が増えたことで “冷凍食品=お弁当のおかず” というイメージが変わるいま、ディナーやスイーツのラインナップも充実しているのが強み。店舗はまだ少ないですが、2023年度内に首都圏で5店舗がオープン予定です。店舗が増えることで一気に人気が加速するはず」
ヒット確率:85%
エンタメ系ライター えんどうまいさん
「韓国の大手事務所・YGエンターテインメントが、BLACKPINK以来約7年ぶりに輩出するガールズユニット。ついに11月27日デビューしますが、公式YouTubeチャンネルの登録者が300万人超えの大注目株です。日本人メンバーも2名在籍しているので、活躍が楽しみ!」
ヒット確率:100%
モータージャーナリスト 岡本幸一郎さん
「『プラド』の名前から変更されたのを機に、より力強いオフローダーデザインに。本気のオフロードモデルらしい機能と装備も目白押しです。兄貴ぶんランドクルーザー300の納車までの長さから、300をキャンセルして250にチェンジを決めたという人が大勢いるそうです」
ヒット確率:80%
「クレジットカードDB」編集長 大澤日出男さん
「新NISAなど拡大するマーケットを見据えて、証券会社とクレジットカード会社が提携、プロモーションを展開。クレジットカード会社は投資信託の積立金額に対するポイント付与を競い合っています。資産形成を通じてポイント獲得の機会が増加する点には注目です」
ヒット確率:95%
ゲームコラムニスト 卯月 鮎さん
「『FF7』リメイク三部作の2作目。デートイベントが起こる娯楽施設ゴールドソーサーやエアリスの悲劇など、『FF7』のコアとも言える内容が詰まっています。前作は世界累計700万本の大ヒット! 本作は単体でも遊べるため、前作と並ぶセールスが期待できそうです」
ヒット確率:80%
トラベルライター 澄田直子さん
「その土地の気候風土が生んだ食材を生かした料理を中心に観光を楽しむ旅のスタイル。観光庁も力を入れ始め、2023年度は13の地域の事業に補助金を出し推進しています。体験プログラムなども用意され、地域をより深く知るという旅行スタイルが人気を集めそう!」
ヒット確率:90%
経済ジャーナリスト 頼藤太希さん
「FIREブーム以降、保有しているだけで “不労所得” を得られる高配当株などの金融商品が人気。fundsは、新しく募集開始されるとすぐに枠が埋まってしまうほどかなり注目されているサービスです。手軽に運用でき、利回り2%前後の利息でコツコツと増やせるのもメリット」