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新垣結衣主演でヤマシタトモコの人気漫画「違国日記」実写映画化 監督は瀬田なつき【コメントあり】

  • 2023年6月7日
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新垣結衣が主演を務める映画「違国日記」(2024年全国ロードショー)の製作が決定。新垣と原作・ヤマシタトモコ、脚本・監督の瀬田なつきからコメントが到着した。

「違国日記」(c)2024『違国日記』製作委員会

 

原作は、女性コミック誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で2017年7月号から掲載がスタートしたヤマシタトモコによる同名漫画。人見知りな30代女性と縁遠い姪とまったく性格も異なる2人の奇妙な交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点であぶり出す。10代の繊細な心情が描かれている本作は“心が救われる” “人生の本棚直行”と多くの人々の心をつかみ、「マンガ大賞 2019」第4位、宝島社「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得し話題に。既に今月6月8日(木)発売の「FEEL YOUNG」で最終回を迎えることが告知されており、6年という連載期間を経て終止符を打つ。

 

人見知りな小説家の高代槙生(こうだい・まきお/35)と、その姪・田汲朝(たくみ・あさ/15)の女同士の同居奇譚。きっかけは、葬式での一コマだった。交通事故で両親を亡くした朝に、無神経な言葉を吐く親族たちとたらい回しにされる朝の様子を見た槙生が、我慢ならず勢い余って私が引き取るとたんかを切ったのだ。

 

しかし、当の槙生は他人と住むことに戸惑いを隠さず、朝は困惑する。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒にいることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく。

「違国日記」(c)2024『違国日記』製作委員会

 

主人公の高代槙生を演じるのは、現在、放送中のドラマ『風間公親−教場0−』や、秋公開の朝井リョウによるベストセラー小説の映画化「正欲」など話題作への出演が絶えない新垣結衣。新垣は「見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとした温かさが感じられる作品になると良いなと思います」と意気込みを語っている。

 

メガホンをとるのは「PARKS パークス」(17)、「ジオラマボーイ・パノラマガール」(20)の瀬田なつき。普遍的なキャラクターたちの交流をみずみずしく切り取る演出力に定評のある瀬田が、槙生と朝のいびつな関係、そして彼らを取り巻く個性的な人々を魅力的に描く。

 

瀬田監督は「たくさんの発見をもらう大切な漫画『違国日記』を映画化できること、そして、新垣結衣さんをはじめとする素晴らしい皆さんとともに作れることに、とてつもないゾクゾクと、ワクワクがざわめいています」とコメント。原作者・ヤマシタも映画化の喜びを「この世の誰よりも私が最も驚いています」とつづっている。

 

新垣結衣 コメント

淡々として、ゴワゴワして、ヒリヒリして、じんわりして。
槙生と朝が一緒に過ごした時間には、そんな一言では表せないような想いがたくさん詰まっていて尊く感じました。
ただの親戚でも親子でも友達でもない二人の関係性が好きです。
見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとした温かさが感じられる作品になると良いなと思います。

 

監督・瀬田なつき コメント

読むたびに、たくさんの発見をもらう大切な漫画「違国日記」を映画化できること、そして、新垣結衣さんをはじめとする素晴らしい皆さんとともに作れることに、とてつもないゾクゾクと、ワクワクがざわめいています。いつもの世界が、映画を見終わった後、ちょっと新しく見えるような、そんな暮らしを描けたらと思います。
ひとりでも多くの人に、この映画を届けられるよう、キャスト・スタッフみんなで丁寧に誠実に作っていきたいです。楽しみにしていてください。

 

原作者・ヤマシタトモコ コメント

この世の誰よりも私が最も驚いていますがなんと映画になります。
映画での朝と槙生の風景を楽しんでくださればと思います。

 

作品情報

「違国日記」
2024年全国ロードショー

原作:ヤマシタトモコ (祥伝社フィールコミックス)
脚本・監督:瀬田なつき(『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』)
出演:新垣結衣
企画・制作:東京テアトル/配給:東京テアトル、ショウゲート

公式Twitter:@ikokunikkimovie

(c)2024『違国日記』製作委員会

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