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肥料などに気をつけて美味しいポポーを育てよう!

  • 2016年12月14日
  • ガーデニング・ラバーズ

ポポーは濃厚な香りとそのクリーミーな味が絶品の果物です。

「幻の果実」とまで言われますが、実は生産は難しくありません。

施肥(肥料のあげ方)などに留意すれば大丈夫です。

今回はその育て方をわかりやすくお伝えします。

植える際の留意点

まず植えるにあたって気をつけることをお伝えします。

ポポーを育てるには必ず充分なスペースを確保し、2本以上の株を植えましょう。

ポポーは雌雄同株(しゆうどうしゅ:一本の株に雄花・雌花があり単体で受粉できる)の植物ですが、一株ではどうしても受粉確率が下がってしまいます。

そのため実をつけやすくするため2株以上確保してください。

種まき、苗植えの時期

2株以上確保したあとは種まきです。

種まきの時期に関しては5〜7月がベストです。というのも、発芽の適温が25度以上なので、冬などに植えても発芽しないのです。

また、寒さに一度当てないと発芽しません。そのため冷蔵庫に入れてからまいてください。

まく際は赤玉土(関東ローム層と同じ質の土。火山灰を乾燥させた土を指します。)に入れましょう。

その後2〜8週間で発芽します。

次第に樹高が10〜15cmになるので、その頃合いで、または地面に植え替えましょう。

苗植えにあたっては太い根を傷つけないように細心の注意を払ってください。

根の周りの土を絶対に落とさないようにしましょう。

水やり・施肥

水やりは鉢植えの場合のみ行いましょう。

表面が乾いたタイミングであげます。

地植えに関しては不要で、降雨で充分です。

施肥に関しては、少し手間ですが鉢植えで3回、地植えで2回必要です。

鉢植えは2〜4月5〜6月8〜10月骨粉入り油カスの肥料か、化成肥料をそれぞれ1回ずつ施してください。

地植えは2〜4月8〜10月に同様の施肥をしてください。

まとめ

ポポーは肥料こそ少しの手間を要しますが、そこまで扱いにくい植物ではありません。

トロピカルフルーツにもかかわらず、マイナス30度まで耐えられる優れた耐寒性を有しているほど強い植物なのです。

育てればその味を楽しむこともできるので、おすすめの植物です。

 

 

※トップ画像はPhoto by Tenさん@GreenSnap

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