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【素朴なギモンシリーズ②】どうして秋になると、葉っぱが赤く紅葉するの?

  • 2016年11月8日
  • ガーデニング・ラバーズ

こんにちは。ライターのariです。

紅葉の季節がやってきましたね。
実は日本の紅葉は世界一美しいと言われています。

お出かけ日和の週末には、
そんな日本の誇るべき美しい紅葉を愛でに、
出かけた方も多いのではないでしょうか。

では、どうして葉っぱは紅葉するのか、
そんな素朴なギモンに迫ってみましょう!

どうして葉っぱは黄色や赤になるの?

秋になると、モミジやカエデ、イチョウなど、
さまざまな落葉樹が赤や黄色に紅葉します。

緑の葉からだんだんと黄色に色づき、
最後は真っ赤な葉に紅葉して落ちてしまいます。
イチョウのように黄色く紅葉する樹木もありますね。

では、なぜ葉っぱは紅葉するのでしょうか。

それは、秋になると葉の中に、
アントシアニンと呼ばれる赤い色素が作られるから。
紅葉することで、樹木は冬じたくをしているのです。

冬に葉を落とす落葉樹は、
秋になって気温が下がりだすと、
糖分や水分などの供給がストップします。

そうなると、葉を緑に見せる葉緑素が壊れてしまうため、
今までは見えなかったカロ チノイドという黄色い色素が浮き出て見えます。
それが、イチョウなどに見られる葉が黄色に色づく黄葉(こうよう)です 。

また、葉の中に残った糖分によって、
アントシアンという赤い色素ができてきます。
それによって、葉が赤く紅葉 してくるのです。

ただし、この赤い色素がなぜできるのかは、
実はまだ解明されていないのだとか。

 

日本の紅葉は世界一美しい!?

紅葉がはじまるのは、
明け方の最低気温が6~7度位になる頃。
それから20日~25日後ぐらいに見頃を迎えると言われます。

また、昼は温度が高く光が充分にあり、
夜はしっかり冷えることが重要。
つまり、寒暖の差が激しいほど、美しい紅葉が見られのです。

実は紅葉は世界の中でも、
東アジアの沿岸部と北アメリカ大陸の東部、
そしてヨーロッパの一部にだけ見られるのだとか。
さまざまな落葉樹がある日本では、
寒暖の差もあり、世界一美しい紅葉が楽しめるのです。

日本の紅葉は赤や緑、黄色のコントラストがとくに美しく、
その絶妙な色の違いもあり、世界一の紅葉と言われるのですね。

 

今だけがチャンスの、素敵な写真を撮ろう!

紅葉は落ち葉も絵になります。
散歩をしながら、ふと足元を見てみると、
こんな素敵な写真が撮れるかもしれませんよ!

 

この時期のイチョウ並木へ出かければ、
素晴らしい風景を見ることができます。
夜の並木道も素敵ですね!

 

色づきはじめた紅葉は、
緑と黄色、そして赤が混ざり合っていて、
今だけ限定の景色が見られます。

 

いかがでしたか?
みなさんも、お天気のよい週末には、
紅葉を見に出かけてみてはいかがでしょうか。
遠くへ出かけられなくても、
近くの公園へ散歩がてら行ってみるのもいいかもしれませんね。

 

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