モミジの花を知っていますか?モミジの葉は知っているけど花は知らないという方意外と多いと思います。
そんなモミジで親しまれているカエデの花について紹介していきます。
ムクロジ科のカエデ属に分類されている植物のことを総称してカエデと呼びます。
そのカエデがモミジとして呼ばれるということもありますが、カエデの樹木の紅葉の総称のことをモミジと呼びます。
カエデは128種類存在しており、その多くはアジアに分布しています。
落葉広葉樹林であることが多く、日本を代表するカエデのイロハモミジも同じです。
沖縄には常葉樹として生長しているクスノハカエデというのもあります。
モミジは秋には紅葉するため、秋の訪れを感じさせてくれます。
そのため秋には、紅葉で注目を集めます。
モミジの花言葉には「大切な思い出」、「美しい変化」、「遠慮」という意味があります。
季節の変化とともに、色が移ろい変わっていく様子から由来しているとされています。
また、紅葉狩りや紅葉の趣などの思い出を感じさせるものとして捉えたことから来ています。
「遠慮」は西洋のカエデ「メープル」から由来しています。
モミジの葉であれば日本人の多くの方が知っていると思います。
しかし、モミジの花となれば知らないという人も少なくないのではないでしょうか。
モミジは小さな赤い花を咲かせます。
葉に比べて花は小さいので、見覚えがないということが多くなっているのです。
小さく咲き誇っている姿は紅葉とはまた別の趣があります。
また、カエデの品種によっては色の違いや形も異なるので、紅葉とはまた違った楽しみを味わうことができます。
モミジの花は紅葉とは違ってインパクトはありませんが、小さいながらも可愛らしい花を咲かせています。
花が咲くことも知っていれば、秋だけでなく四季を感じとることができます。
そんなモミジはシンボルツリーとして庭先で栽培するのにもオススメです。
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