再生可能エネルギー製品をヨーロッパに販売
Jinko Solar株式会社は、2019年12月13日、ギリシャ・ピレウス港にてヨーロッパの物流配送センターを設立すると発表した。
同社は、太陽光発電産業のグローバルリーダーを自認する企業。ピレウス港の物流配送センターは、同社の再生可能エネルギー製品をヨーロッパにて販売するための施設であり、設立に際しては中遠海運集装箱運輸有限公司とも提携を結んでいる。
世界各地での「現地化」実現を企図
Jinko Solarは、世界中の様々な国・地域にて、ソーラー製品の供給やソリューションとサービスの提供・販売を展開している。世界の6ヶ所に生産拠点を保有し、15の海外子会社も展開。太陽電池モジュールの総出荷量は、2019年9月30日時点で3326MWにもおよぶ。
同社はグローバル化戦略において、世界各地での「現地化」実現を企図。35以上の販売・技術サービスセンターや、7つのグローバル工場、また7つの物流倉庫を、世界の各地域にて相次いで設立している。ピレウス港での物流配送センター設立も、こうした流れの中で決定された。
地中海地域で最大の港・ピレウス港
ピレウス港は、ギリシャ・アテネの南西約10キロに位置する港湾施設。ギリシャに留まらず地中海地域で最大の港となっており、また世界で最も高速な成長を続けるコンテナ埠頭の一つでもある。こうした特性および地理的優位性を活かす形で、Jinko Solarは物流配送センターを設立。ヨーロッパ市場における中心的役割を果たすとしている。
同社は今後、同地区の顧客と緊密に協力し、最適な物流ソリューションを実現するとしている。
（画像はJinko Solarの公式ホームページより）
▼外部リンク
Jinko Solar株式会社
https://www.jinkosolar.com/index.php?lan=jpジンコソーラー ギリシャのピレウス港でヨーロッパの物流配送センターを設立 - dreamnews.jp
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