モノウエハーの合計生産能力を、18GWまで拡大
Jinko Solar株式会社は、2019年11月8日、中国・四川省楽山の生産拠点にて生産能力5GWを追加し、高効率タイガー・モジュールの量産化を目指すと発表した。
同社は、太陽光発電産業のグローバルリーダーを自認する企業。同社の四川工場は今後、モノウエハーの合計生産能力が18GWにまで拡大することが予定されている。
拡張の第1段階となる5GWの生産を開始
Jinko Solarは、中国・米国・日本を始め、ヨーロッパや中東圏、またその他の諸国地域において、ソーラー製品・ソリューション・サービスの提供・販売を手がけている。世界中に15の子会社を展開し、また世界6ヶ所に生産拠点を保有。雇用している従業員数は、全世界で1万2000人を超える。
同社の2019年6月30日時点における生産能力は、シリコンインゴットとウエハーが10.5GW、太陽電池が7.4GW、太陽光発電モジュールが12.6GWとなっていた。さらなる能力増強を目指す同社は、四川工場にて生産容量拡張を開始。2019年第2四半期には、拡張の第1段階となる5GWの生産を開始している。
タイガー・モジュールを2020年に量産化
この生産能力拡大と同時にJinko Solarは、製品ラインの拡張も企図。2019年10月末に発表した高効率タイガー・モジュールについて、2020年に量産化を実現する予定としている。
このタイガー・モジュールは、タイリングリボン(Tiling Ribbon)技術を採用した出力460Wのモジュール。モジュール数と共に人件費の削減も実現する製品でもある。
(画像はJinko Solarの公式ホームページより)
▼外部リンク
Jinko Solar株式会社
https://www.jinkosolar.com/index.php?lan=jpジンコソーラー四川工場は生産能力5GWを追加し、高効率タイガー・モジュールを2020年に量産化 - dreamnews.jp
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