サイト内
ウェブ

「世界の再エネ発電は5年間で5割拡大」IEA予想

  • 2019年10月26日
  • エネクトニュース
産業レベルの太陽光発電が再エネの普及を牽引
IEA(International Energy Agency: 国際エネルギー機関)は10月21日、再生可能エネルギーに関する年次報告「Renewables 2019」を発表した。

レポートでは2019年から2024年までの5年間で、世界の再エネ発電量が50%、1200GW増加すると予想している。これは現在の米国の全発電量に匹敵する。その結果、再エネ発電量は今日の26%から、2024年には30%を占めるようになるという。

再エネ発電量の増加のうち60%は太陽光発電の導入によるものと予想される。従来の予想に反してそれらは住宅用ではなく、新設の4分の3が電力コストの削減を求める商業・工業用の設備になると考えられる。

住宅用の発電システムも2024年には倍増
スケールメリットがある企業が太陽光発電の自家消費を求める再エネ導入が大半を占めるが、家庭における「屋根上の太陽光発電」も2024年までに、設置数が現在の倍になると予想される。

太陽光発電のコストは既に多くの国で電力小売料金を下回っているが、向こう5年間でさらに15~35%低下し、導入を促進するだろうという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

IEA リリース
https://www.iea.org/

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。