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三菱マテリアルら、岩手県で地熱発電所の建設開始

  • 2019年9月11日
  • エネクトニュース
八幡平市で2024年4月の運転開始を目指す
三菱マテリアルは9月10日、三菱ガス化学および電源開発と共同で、岩手県八幡平市において、安比地熱発電所の建設を開始したと発表した。

八幡平市ではNEDOが2003年度に地熱開発促進調査を行い、三菱マテリアルがその結果を受けて三菱ガス化学とともに事業化の検討を開始した。2015年に電源開発も含めた3社で安比地熱株式会社を設立し、本格的な事業化を進めた。

地熱発電所建設に必要な環境アセスメントに、従来は約4年かかったが、NEDOはこの区域でアセスメントを短縮化する実証事業を実施し、手続きの大幅な短縮化を実現した。

安比地熱発電所は出力1万4900kWで、2024年4月に運転開始の予定。

秋田県湯沢市の大規模地熱発電所も5月に稼働
三菱マテリアル、三菱ガス化学、電源開発の3社が共同で地熱発電事業に取り組むのは、秋田県湯沢市で今年5月に営業運転を開始した山葵沢(わさびざわ)地熱発電所に続き2カ所目。同発電所の出力は4万6199kW。

地熱発電所でCO2排出量抑制と電力の安定供給に貢献することを願い、3社は今後、安全を最優先に工事を進めていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

三菱マテリアル リリース
http://www.mmc.co.jp/

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