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ヤンマー、グループ会社においてバイオガスを活用したFIT発電事業を本格開始

  • 2020年3月1日
  • エネクトニュース
栃木県内の浄化センターに発電所を設置
ヤンマー株式会社は、2020年2月27日、同社グループ会社においてバイオガスを活用したFIT発電事業を本格的に開始すると発表した。

このFIT発電事業を行うのは、ヤンマーエネルギーシステム株式会社。栃木県内の浄化センターに発電所『YANMAR ENERGY FARM』を設置し、同県より購入した消化ガスによって発電を行う。

消化ガスによる発電を実施、電力会社へ売電
ヤンマーは、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とする総合産業機械メーカー。商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを様々な市場へ提供しており、資源循環型社会「A SUSTAINABLE FUTURE」実現への貢献も目指している。

ヤンマーエネルギーシステムのFIT発電事業は、栃木県による思川浄化センターおよび大岩藤浄化センターでのFIT発電事業の公募に同社が選出されたことで、開始された。同社は同事業において、浄化センター内に発電設備を導入し、消化ガスによる発電を実施。発電した電力は電力会社へ売却される。

一般家庭100軒分の消費電力に相当
思川浄化センターに設置された発電所『YANMAR ENERGY FARM 栃木思川』は、年間売電量を37万kWhと想定している。大岩藤浄化センターの『YANMAR ENERGY FARM 栃木大岩藤』は、同19万kWhを想定。2か所の発電量を合計すると、一般家庭100軒分の消費電力に相当するという。

ヤンマーは今後も、下水処理施設などに未利用のエネルギー資源の有効活用を提案し、エネルギーの地産地消ができるシステムの構築を推進するとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

再生可能エネルギーであるバイオガスを活用したFIT発電事業を開始 - ヤンマー株式会社
https://www.yanmar.com/jp/energy/news/2020/02/27/69926.html

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