『Duomax V』と『Tallmax V』を発表
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社は、2020年2月27日、同社本社であるトリナ・ソーラー社が新たな太陽電池モジュール2製品を発表したことを明らかにした。
トリナ・ソーラー社による発表は、オンライン発表会という形で行われたもの。両面受光型両面ガラスモジュール『Duomax V』と、バックシートタイプのモジュール『Tallmax V』が、発表されている。
500Wを越える出力と21％の変換効率を実現
トリナ・ソーラー社は、太陽光エネルギーのトータルソリューションを世界規模で提供している企業。太陽電池モジュールや蓄電システム、スマートPVシステムなどの開発を手がけると共に、プロジェクト開発や資金調達などについてもサービスを提供。2019年末までに、3GWにおよぶソーラープロジェクトを世界中の送電網に接続している。
今回発表されたモジュールの新製品では、500Wを越える出力と21％の変換効率を実現すべく、数多くの革新的な設計が盛り込まれた。210mm角の大型シリコンウエハおよび単結晶PERCセルの採用に加えて、ダメージを低減するセルカット方法なども導入し、高出力・高効率・高信頼性なモジュールを完成させている。
均等化発電原価も3％～4％削減
『Duomax V』は、既存の主流のPVシステム設計とシームレスに接続できるという利点も持つ。また、従来の410Wの両面受光型両面ガラスモジュールと比較して、周辺機器のコストを6％～8％低減し、均等化発電原価も3％～4％削減できるという。
今回発表された新製品についてトリナ・ソーラー社は、太陽光発電市場を次の段階に導くものであると自負している。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
新時代の新基準をうちたてる高出力モジュールを発表 - トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
https://www.trinasolar.com/
