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昭和シェル、米国で天然ガス火力発電事業に参画

  • 2018年8月25日
  • エネクトニュース
出力1182MWで2021年に稼働の予定
昭和シェル石油株式会社(以下「昭和シェル」)は8月24日、日本政策投資銀行とともに、米国で天然ガスを燃料とした火力発電事業に参画すると発表した。

両社は現地法人の合弁企業JVを通じて、米企業のサウス・フィールド・エナジー社(以下「SFE社」)に出資する。SFE社が事業会社となって建設や発電所の運転・保守を行う。発電所の建設予定地はニューヨークから西に約560km、オハイオ州の北東部に位置する。

発電所の出力は約1182MWで、ガスタービンを回した廃熱を活用してさらに蒸気タービンを回し、熱効率の高い発電を行う。商業運転は2021年に開始の予定で、得られた電力は米国最大の卸電力市場で販売する。

先進的な米国の電力市場に学び、日本へ還元
今回の事業には日本から九州電力と四国電力も参画しており、ともに米国での発電所の建設や運営に取り組んでいく。

昭和シェルは中期的な事業戦略としてアジアや太平洋、および北米における天然ガス火力発電への進出を掲げており、今回の参画がその第一歩となる。

同社は今後海外における天然ガス火力発電への参画を進め、海外で得られた知見を国内電力事業にも活かしていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

昭和シェル リリース
http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2018/0824.html

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