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洸陽電機、宮崎県の木質バイオマス発電所で竣工式開催

  • 2018年3月17日
  • エネクトニュース
宮崎県の木質バイオマス発電所が竣工
株式会社洸陽電機は3月15日、くしま木質バイオマス株式会社が串間市で建設を進めている「大生(おおばえ)黒潮発電所」の竣工式を開催すると発表した。なお、この設計・建設は、同社が請け負っている。

竣工式は、同発電所敷地内にて地元関係者および工事協力会社などが参加のもと、3月24日の11:00予定で開催される。

同発電所は、国内初のペレット工場併設型2,000kW未満の小規模発電所となり、地域産の木材だけで発電するという。

また発電所は、発電設備としてブルクハルト社(独)製の小型高効率木質バイオマス熱電併給システム10基と、アクセスエナジー社(米)製の温水バイナリー発電システム1基にて構成され、未利用の原木を年間約19,000t(50%WB)買い取ることとしている。

同所の発電量は1,940kWで、約8,000時間の稼働により年間発電量は一般家庭約4,000世帯の使用相当分を発電する。この電力は、再生可能エネルギー固定買取価格制度の適用のもと九州電力株式会社に全量を売電する。

全国各地へ展開可能なモデルを実現
なお、この事業の特色として、エネルギーと経済の循環を地域内で確立することとなり、地元企業と連携した建設工事や雇用創出および林業活性化により、地域活性化効果が見込まれる。

また、ペレット製造から発電までのプロセスをパッケージ化した発電所となり、原木が安定調達できることから、全国各地へ展開可能なモデルを実現するとしている。

さらに、ペレット製造工場を併設した2,000kW未満の小規模バイオマス発電所としては日本初となる。発電時に発生した排熱をペレット工場側で有効活用する仕組みとなっていて、工場全体としての運用コストを低減するとのこと。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社洸陽電機 プレスリリース
http://www.koyoelec.com/news/release/

 

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