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約5700世帯分の電力を供給。生活クラブ、山形・庄内で太陽光発電所見学会を開催

  • 2019年6月5日
  • エネクトニュース
『庄内・遊佐太陽光発電基金(仮称)』も創設
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(以下「生活クラブ」)は、2019年5月30日、山形県庄内地方において太陽光発電所見学会とフォーラムを開催した。

同見学会とフォーラムは、売電利益によって地域づくりへの貢献を目指すべく行われたもの。当日は、生活クラブら5者による『庄内・遊佐太陽光発電基金(仮称)』創設の共同宣言も行われている。

持続可能なコミュニティづくりに挑戦
生活協同組合のひとつである生活クラブは、徹底したものづくりの姿勢で自分達の生活に必要な品物を開発し続けている。庄内地方とのつながりも、食の生産者・消費者としての関係を礎として、約50年にもおよぶ。近年は、食の面以外にもエネルギー分野なども含めて、持続可能なコミュニティづくりにまで挑戦するに至っている。

今回見学会が行われた太陽光発電所は、名称が『庄内・遊佐太陽光発電所』で、山形県飽海郡遊佐町に立地する。31ヘクタールの敷地に67000枚の太陽光パネルが設置され、18メガワットの発電容量を誇る。年間発電量は毎時18000メガワットと想定されており、約5700世帯分の電力供給と年間約9200トンのCO2削減が実現できるという。

「庄内FEC自給ネットワーク構想」フォーラムも開催
この見学会の後には、「庄内FEC自給ネットワーク構想」をテーマとしたフォーラムも開催された。同フォーラムでは、庄内地方における食・エネルギー・福祉・たすけあいのサイクルの実現などについて討論。また、『庄内・遊佐太陽光発電基金』の創設宣言と、遊佐町・時田博機町長らによる協定調印式も行われている。

なお同基金は、太陽光発電事業で獲得した利益を、庄内における新事業の立ち上げなどでの活用するというもの。循環型の経済システムを作ることを目指して、生活クラブは設立している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

自治体と生産者、生活クラブ生協ら5者で基金設立を宣言 - 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
https://seikatsuclub.coop/detail.html?NTC=1000000225

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