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関西電力、水力発電所の鉄管点検サービスに参入

  • 2019年5月27日
  • エネクトニュース
傾斜のある構造物の内部画像をドローンで鮮明に
関西電力は5月24日、ドローンを活用して水力発電所の鉄管点検業務に参入することを目的として、株式会社NJSおよび環境総合テクノスと業務提携した。

関西電力ではおよそ6年に1度の頻度で水力発電所の鉄管内部の目視点検を実施しており、作業の効率化に向けてNJSが開発したドローンを活用している。2019年2月には、共同で改良したドローンを用いて、傾斜のある鉄管内部で鮮明な画像を得ることに成功した。

ドローンを活用して閉鎖的な空間で傾斜のある構造物内部を点検する技術の確立は、国内初。これにより点検の安全性が向上し、日数や費用についても50%以上の削減が可能になる。

国内外で高品質かつ廉価なサービスの提供へ
実証試験は関西電力の水力発電所数カ所で行われ、ドローンを活用した点検技術実用化の目途が立った。

関西電力では新技術を社内での点検に利用するだけでなく、広く国内外で点検サービスを提供する方針。そのため豊富な点検・診断業務のノウハウを有する環境総合テクノスと提携。

今後3社は2019年度上期に予定されている事業開始に向けて、詳細な検討を進めていく。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

関西電力 リリース
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2019/0524_3j.html

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