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京セラ、横浜中山事業所でVPP実証事業開始

  • 2019年2月26日
  • エネクトニュース
電力調整の精度向上と需要家側リソースの利用拡大へ
京セラ株式会社(以下「京セラ」)は2月25日、同社の横浜中山事業所において、VPP実証事業を2月28日に開始すると発表した。

実証では、複数の需要家の存在を模して太陽光発電システムや蓄電池などを整備した、事業所内の試験環境を用いる。調整力電源の制御精度向上のために、IoTセンサーを用いて家電ごとの利用情報を抽出して制御する技術の確立を目指す。

また米国のLO3エナジー社と共同で、P2Pプラットフォームの検証とブロックチェーン技術活用の共同実証を行う。P2Pでの1対1または1対多数の取引における、需要家側リソースの利用実績の管理技術を検証する。

再エネを主軸とする新しい電力ネットワークを求めて
日本では再エネの主力電源化に向けて、新しい電力ネットワークの在り方の検証が続いている。京セラでは2016年度からVPP実証事業への参画によって、需要家側リソースの遠隔制御技術を培ってきた。

今回の実証では太陽光発電による電気を需要家の間で融通するデモンストレーション環境を構築し、現行の送配電ネットワークを通じての需要家側リソースの利用拡大を目指していく。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

京セラ リリース
https://www.kyocera.co.jp/news/2019/0206_vppv.html

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