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アオスフィールド、バイオマス発電と雪冷熱など活用した再エネ100%のDCを開設

  • 2019年1月26日
  • エネクトニュース
新潟県湯沢町に「湯沢ITコンテナフィールド」開設
株式会社アオスフィールドは1月25日、バイオマス発電とともに、空調用に雪冷熱・河川水・外気を活用した再エネ100%のコンテナデータセンター(DC)「湯沢ITコンテナフィールド」を、2019年5月に新潟県湯沢町にて開設すると発表した。

この目的は、大量の電力を消費するデータセンターの電力とCO2を大幅に削減するとともに、データセンターの地方分散や仮想通貨マイニング事業者向けの需要を狙うとしている。

同DCは、湯沢町の支援・協力を受け町有地で稼働することとしていて、DCの冷房部分は、100%再エネ活用による消費電力・CO2の大幅な削減を実現し、既に2018年7月から同敷地内にて省エネ型DCを運用している。

再エネには豪雪地帯である湯沢町の雪と河川水(用水)と冷涼な外気を組み合わせて活用することで、年間を通じ冷熱を発生させることで、DC空調の電気代を通常と比べ90%以上の削減を実現しているという。

電源から空調まで再エネ100%のDC運用を実現
今回、さらなる消費電力・CO2の削減を目指し、バイオマス発電導入によるサーバを含む全設備の電力を賄うこととしたもので、これにより電源から空調まで再エネ100%のDC運用を実現するとしている。

なお、農作物残さから抽出した天然油を精製した原油(100%天然成分)をバイオマス燃料として使い、ディーゼル発電機で発電する。発電容量は、第一期で約2,000KVAを予定し、2019年度中に既に稼働しているものも含めた全体でコンテナDC10台の設置・稼働を目指すとのこと。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社アオスフィールド プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

 

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