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清水建設、小水力発電事業に本格参入開始

  • 2019年1月11日
  • エネクトニュース
小水力発電は環境負荷が少なく、安定的に電力を供給
清水建設株式会社(以下「清水建設」)は1月9日、同社の小水力発電事業参入を本格的に開始すると発表した。

小水力発電は河川で流れる水をダムでせき止めず、直接取水して発電に利用する。発電出力は1000kW以下だが天候などによる発電量の変動が少なく、安定的な電力供給が見込める。周辺環境や生態系への負担も少なく、少額投資でも事業化が可能。

清水建設は同社のサステナビリティ事業の核となる再エネ発電の推進を目的として、2016年に富山県内での事業化検討に着手した。2017年末には日本小水力発電社ならびに日本エレクトロニクスサービス社と共同で、「水の国電力株式会社」を設立した。

新会社は小水力発電事業の検討、売電、点検などを行う。

5~6県で10カ所以上、2030年までに出力約1万kW
事業の第一弾となる発電所は出力960kW、5月に建設を開始し2020年12月の運転開始を目指している。稼働後は20年間にわたりFIT発電事業を展開する。

清水建設はさらに2030年までに合計1万kWの発電体制を構築することを目標として、富山県内の他の地域をはじめ、5~6県、計10数カ所での小水力発電開発に取り組んでいく。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

清水建設 リリース
https://www.shimz.co.jp/

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