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大阪市・大阪市大・三谷電池が防災蓄電池の連携協定を締結

  • 2019年7月5日
  • エネクトニュース
実用化に向け産学官で連携協定
2019年7月3日(水)、大阪市立大学と大阪市危機管理室、大阪市東成区役所および三谷電池技術研究合同会社は、防災用蓄電池の実証実験に関する連携協定を締結した。

同協定により、防災用蓄電池を用いたスマートフォンの充電を行う実証実験を2019年9月から行う。

発火リスクのない蓄電池
同大学発のベンチャー企業である三谷電池技術研究合同会社が研究開発中の防災用蓄電池は、電解液に「塩水」を利用する。

充放電を繰り返しても劣化が少ない特性や、高出力特性を有している点で、リチウムイオン電池と比較し優れている。

災害時の避難所に設置する蓄電池は発火リスクのない安全なものが求められるが、同合同会社の防災用蓄電池はその点において、基準を満たしている。

避難訓練の際に実際に使用しデータを収集
実証実験では東成区内の避難所に、防災蓄電池を設置する。避難訓練の際、スマートフォンへの充電を実際に市民に行ってもらう。

安全性や保守点検に関する検証や、電池の稼働状態、使用感についての情報収集を行う。

同市は本協定により、安全な防災用蓄電池の研究開発、実用化を進め、地域の安全安心なまちづくりを推し進めたい考えだ。

(画像は大阪市立大学ホームページより)


▼外部リンク

大阪市立大学 プレスリリース
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/pr/press/2019

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