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洞爺湖の温泉でマイクロ・バイナリー発電

  • 2017年3月14日
  • エネクトニュース
神戸製鋼が高効率の小型システムを納入
株式会社神戸製鋼所(以下「神戸製鋼」)は3月13日、北海道の洞爺湖温泉における地熱利用発電事業に向けて小型バイナリー発電システムを納入、3月10日に竣工式が執り行われたと発表した。

神戸製鋼は2011年以来2種類の小型バイナリー発電システムを販売、主に九州地方で製品を納入してきた。今回採用されたのは70~95度の温水で最大72kWの発電が可能なMB70-H型で、同社が北海道地方で小型バイナリー発電システムを納入するのは初めてだという。

この事業は洞爺湖温泉利用協同組合と洞爺湖町が推進する事業で、同地で豊富に得られる地熱資源の有効活用を目的としている。発電で得られた電力は周辺地域にある配湯設備の動力などに利用される。

熱源変動に強く、安全性の高い構造を実現
神戸製鋼のマイクロ・バイナリー発電システムは同社が開発したスクリュー式タービンを採用、熱源変動に強く高い効率での発電が可能。タービンと発電機のローターを一体化した構造になっており、熱源となる流体や潤滑油の漏れを防ぎ、安全性が高い。

同社はこれからもバイナリー発電システムの販売で新しいエネルギーの利用に寄与し、地球温暖化対策や電力需給の問題解決に貢献していきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

神戸製鋼 リリース
http://www.kobelco.co.jp/releases/1196583_15541.html

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