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JFEエンジニアリングが大型バイオマス発電所を建設

  • 2017年3月5日
  • エネクトニュース
豊前市で国内最大規模のバイオマス発電所EPCを受注
JFEエンジニアリング株式会社(以下「JFEエンジニアリング」)は3月1日、福岡県豊前市でバイオマス発電プラントのEPC(設計・調達・建設)を受注したと発表した。

発注元は豊前ニューエナジー合同会社で、イーレックス株式会社、九電みらいエナジー株式会社、株式会社九州電工の共同出資により、昨年10月に設立された。新発電所は九州高圧コンクリート工業株式会社・豊前工場の敷地内に建設され、出力は約75MW、国内最大規模のバイオマス発電所となる。

燃料にはパーム椰子殻と木質ペレットを使用し、化石燃料は混焼しない。JFEエンジニアリングが業務提携しているフィンランドのバルメット社が製造する循環流動層(CFB)ボイラを用いる。同社の技術で従来のプラントより高い発電効率が達成できることが評価され、受注につながったという。

バイオマス発電の普及で温室効果ガスを削減
新発電所は2019年度下期に商業運転の開始が見込まれている。

JFEエンジニアリングでは現在、バイオマス発電プラントの大型化、高効率化などの要請が高まっていることをふまえ、さまざまなサイズでCFBボイラを揃え、安定的な電力供給や温室効果ガスの削減ができるバイオマス発電の普及に貢献していきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

JFEエンジニアリング リリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2017/20170301085449.html

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