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京セラ、業界最小・最軽量クラスの3.2kWhリチウムイオン蓄電システムを発売

  • 2017年3月10日
  • エネクトニュース
業界最小・最軽量クラス
京セラは3月7日、国内住宅用定置型リチウムイオン蓄電システムの新製品として、業界最小・最軽量クラスを実現した3.2kWh蓄電システムを発売すると発表した。発売開始は4月を予定している。

同蓄電システムは、蓄電容量3~5kWhの太陽光発電連係型リチウムイオン蓄電システムにおいて業界最小・最軽量クラスを実現することで、設置性や施工性が向上。戸建て住宅のほか、これまで設置が困難だった集合住宅や屋内にも設置可能になった。

また、蓄電容量を小さくすることで低価格を実現。ほかにも、95.5%という高い電力変換効率や、売電優先/蓄電優先の2種類のモード設定が可能といった特長がある。

高まる蓄電システムの需要
2012年に固定価格買取制度が開始されたが、電力の買取価格は毎年低下を続けている。一方、電力料金上昇の懸念、災害時の電源確保、環境意識の高まりなどから、今後は電力の自家消費を目的とした太陽光発電システムや蓄電システムの導入が増加していくと考えられる。

また、太陽光発電の余剰電力買取期間が終了していく2019年以降は、新たに蓄電システムを導入して、既設の太陽光発電システムを有効活用しようとする動きが広がると予想されている。

同蓄電システムはこのような流れを受けて開発されたもの。同社既存の7.2kWh、12kWhに加え、3.2kWhのシステムをラインアップに加えることで、顧客ニーズに幅広く対応したい考えだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

京セラ プレスリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2017/0301_rrch.html

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