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乾式メタン発酵技術でバイオマス・エネルギーを

  • 2017年2月4日
  • エネクトニュース
栗田工業と富士クリーンがNEDOの助成事業で
栗田工業株式会社(以下「栗田工業」)は2月2日、同社と富士クリーンの共同事業が、NEDOの助成事業に採択されたと発表した。

NEDOが公募した「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業」の1つとして、両社は廃棄物をメタン発酵させてバイオガスをエネルギー源として得る事業の実証実験に取り組む。機械設備は2018年3月完成の予定でその後試運転を10月まで行い、事業開始は2018年度に予定されている。

家庭から排出される生ごみや紙ごみ、産業廃棄物の紙ごみや有機汚泥などから、発酵に適した廃棄物だけを高速で選別して利用、バイオガスをエネルギー源として回収する。廃棄物処理で実績のある富士クリーンの技術に、栗田工業の新しいメタン発酵技術が加わった。

バイオマスエネルギーで安定的に電力や熱を
今回の事業では地域で発生するごみから安定的に電力や熱を生み出すことができるため、バイオマスエネルギーの普及のみならず、廃棄物の削減やリサイクル率の向上にも貢献することが期待されている。

栗田工業は水と環境の先進的マネジメントを提案する企業として、これからも環境負荷低減に貢献し持続可能な社会の実現に向けて、乾式メタン発酵技術の拡販に力を注いでいく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

栗田工業 リリース
http://www.kurita.co.jp/aboutus/press170202.html

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