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イーレックス子会社、2つめのバイオマス発電所で稼働開始

  • 2016年11月25日
  • エネクトニュース
大分県佐伯市でパーム椰子殻を燃料に出力5万kW
イーレックス株式会社 (以下「イーレックス」)は同社の子会社であるイーレックスニューエナジー佐伯株式会社 のバイオマス発電所が11月18日から商業運転を開始したと発表した。

佐伯発電所は大分県佐伯市でパーム椰子殻を燃焼させるバイオマス発電所。出力は5万kW規模で、年間発電量は約31万5000MWhを見込んでいる。1世帯あたりの年間電力消費量に換算すると、約9万5000世帯分の発電量となる。

パーム椰子から油を取った後の椰子殻は固くて水分含有量が少なく、燃料効率の良いバイオマス原料になる。この燃料によるバイオマス発電は安定的に電力を供給することができ、二酸化炭素フリーで地球温暖化対策に貢献する。

2030年度のバイオマス発電比率、4~5%を目指して
経済産業省の政策では2030年度におけるバランスの取れた電力源の構成として、再生可能エネルギー全体で22~24%、バイオマス発電はそのうち約4分の1である4~5%まで成長することが望ましいと考えている。

イーレックスのバイオマス発電所は、2013年6月29日に商業運転を開始した高知県高知市の土佐発電所に続いて2つめ。現在福岡県の豊前市にも国内最大級の豊前バイオマス発電所を計画している。


▼外部リンク

イーレックス ホームページ
http://www.erex.co.jp/

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