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関西電力、モルディブ共和国に太陽光発電設備を無料譲渡

  • 2016年11月17日
  • エネクトニュース
開発途上国支援プロジェクトでインフラ設備に貢献
関西電力株式会社(以下「関西電力」)は11月15日、同社のモルディブ共和国における太陽光発電設備を完成、同国に無料譲渡したと発表した。

このプロジェクトは「ディフシ・ソーラーアイス・プロジェクト」と呼ばれ、最大電力が300kWのディフシ島に、出力40kWの太陽光発電設備を設置した。出力10kWのモジュール4ユニットを既に設置されているディーゼル発電機系統に連結したもの。

同設備は島の電力供給の不安定さを補い、安定な時は島の主要産業である漁業に不可欠な製氷に電力を回す。工事は昨年11月に始まり、今年11月6日に完成、14日に設備譲渡式が行われ、発電設備や製氷機などプロジェクトに関わる設備一式が譲渡された。

今後の設備保全・運営は同国によって行われるが、関西電力は向こう5年間、運転状況のモニタリングを行うとしている。

海面上昇で被害を受けやすいため、再エネに電力を頼る
モルディブ共和国はインド洋に浮かぶ、1200にも及ぶ島からなる群島国家。海抜平均がわずか1.5mしかなく、地球温暖化による海面上昇の被害を受けやすい。このため電力の6割を再生可能エネルギーでまかなうことを目指している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

関西電力 リリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2016/1115_1j.html

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