豊富なごみ焼却発電プラント建設の実績に高い評価
日立造船株式会社(以下「日立造船」)は10月7日、傘下のHitachi Zosen Inova AG(以下、「HZI」)がスコットランドの首都エディンバラで計画中の、ごみ焼却発電プラント建設工事を受注したと発表した。
HZIがプラントのEPC(設計・調達・建設)業務を行い、プラントの完成は2019年3月になる見込み。完成後はエディンバラ市と隣接するミッドロージアン市のごみを一日464t処理し、廃熱を利用して発電を行う。発電出力で14.2MW、約2万7000世帯分の電力を供給する予定だという。
HZIのスコットランドにおける受注はこれが初めてだが、英国全体では10件目となり、ごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などの事業における同社の豊富な実績が高く評価された。
欧州におけるこれからのごみ処理プラントの需要に期待
HZIの発表によれば、欧州では都市ごみを埋め立て処理している国がまだ多いため、これからもごみ焼却発電プラントの需要が続くことが期待される。日立造船ではHZIや傘下の他社と協力し、これからも地球温暖化対策や資源循環型社会の形成を目指した努力を続けていく方針だとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日立造船 リリース
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2016/10/002339.html