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テュフラインランドジャパン株式会社、新認証プログラムを開始

  • 2016年8月14日
  • エネクトニュース
新認証プログラムを開始
第三者検査機関であるテュフラインランドジャパン株式会社は、工場や建物の屋根等に設置する中規模の太陽光発電システムに関する新認証プログラムを開始したことを8月4日に公表した。
テュフラインランドジャパン株式会社
同社は、ドイツに本社を置くテュフラインランドグループの日本支社である。第三者検査機関としてヨーロッパ諸国や、その他海外へ輸出される工業製品を安全に試験及び認証を行っている会社である。日本国内においても、担当省庁の許可及び指定を受けることによって国内向けの評価サービスを展開している。

新しい認証プログラム
新認証プログラムは、太陽光発電システムの品質や安全性、性能を確保し、向上させることを目的としており、既成のシステムに付随していた検査や認証に加えて、企業の品質を管理する体制やトレーニング体系等、企業の適格性も評価項目に追加した複合的な特徴を兼ね備えた認証サービスである。

工場や建物の屋根上等に設置する小中規模な分散型太陽光発電システムの需要が日本には多いが、事業者が資金を調達しようとしても、銀行や金融機関が融資を躊躇する傾向があるという課題を指摘し、その課題の主な原因が、分散型太陽光発電事業には信頼できる体系的な評価制度が足りないためだと説明する。

太陽光発電事業者やEPC事業者、施工会社等の業者がこの新認証プログラムを利用すれば、資金調達に困らない上に、資産価値を高めることができる。また、この認証は太陽光発電所を転売したり、売却したりする際には、新しいオーナーにそのまま認証を渡すことができるという。

日本では、現在テス・エンジニアリングが施工した合計42MWもの太陽光発電システム31件にこの新認証プログラムの検査を採用している。同太陽光発電事業は、グローバル・ロジスティック・プロパティーズが開発しているプロジェクトであり、物流施設の屋上に設置している太陽光発電事業である。これは、アジア太平洋地域においては初めての導入となる。


▼外部リンク

テュフラインランドジャパン株式会社
http://www.tuv.com/news/jp/japan/

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