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トヨタ、九州で水素エネルギーを利用へ

  • 2016年7月7日
  • エネクトニュース
福岡県宮田工場でフォークリフトや燃料電池に
豊田通商はこのほど、福岡県のトヨタ系工場で水素エネルギーを発生させて工場内で活用する計画が始動したことを発表した。

今回の計画は経済産業省の補助事業を活用し、福岡県やトヨタ自動車九州、九電テクノシステムズなど各社の協力によるもの。トヨタ自動車九州宮田工場において、太陽光発電のエネルギーを使って水素を製造し、同工場に設置される燃料電池フォークリフトや定置用燃料電池に利用する計画。

太陽光発電に余剰が出た場合は、工場内で電力として使用し電力使用量の削減を図るほか、新計画では従来の電動フォークリフト利用の場合と比較してCO2排出量半減が可能になるという。

太陽光発電による水素を活用する画期的な試み
宮田工場は来年3月の運転開始に向けて、太陽光発電装置、水素製造と貯蔵などの供給システム、燃料電池フォークリフトを導入する。豊田通商の発表によると、これは太陽光発電で水素を得て工場の燃料電池フォークリフトに利用する、全国で初めての取り組みだという。

同社は今後宮田工場をモデルとして、他の工場や事業所などにも拡げ、水素エネルギー社会の進展、再生可能エネルギーの利用拡大を目指していく方針。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

豊田通商 リリース
http://www.toyota-tsusho.com/press/detail/160628_003795.html

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