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福島県双葉郡でメガソーラー建設始まる

  • 2016年6月24日
  • エネクトニュース
「大熊エネルギー・メガソーラー発電所」
株式会社NTTファシリティーズ(東京都港区)の6月23日付の発表によると、同社は参加他社と共同で「大熊エネルギー合同会社」を設立、福島県双葉郡大熊町にメガソーラー発電所を建設する事業にのりだした。
工事は6月13日に開始、発電開始日には2017年7月1日を予定している。

「大熊エネルギー合同会社」のほかのメンバーは、北芝電機株式会社(福島県福島市)、大熊町、福島発電株式会社(福島県福島市)。福島県双葉郡大熊町には福島原発があり、東日本大震災で震度6強を記録、避難勧告20km圏内に当たるなど、被災の爪痕も深い。

この建設は、東日本大震災や福島原発で被災した地方の地域活動再開を促進する、福島県再エネ復興支援事業の補助金を受けている。また竣工後は発電事業の収益の一部が、福島県再生可能エネルギー復興推進協議会を通じて、避難解除区域などの市町村における復興支援事業に還流、地域への貢献に活用される。

想定年間発電量、約1万2700MWh
建設の始まったメガソラーは双葉郡大熊町にある個人所有地約16万平方メートルを賃借、完成後の年間発電量は約1万2700MWhを見越している。一般家庭消費量に換算すると約3500世帯分になるという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NTTファシリティーズ ホームページ
http://www.ntt-f.co.jp/

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