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トーエネック、ドローンを用いた太陽電池EL測定サービスを10月から開始

  • 2017年9月15日
  • エネクトニュース
太陽電池モジュールの動画撮影でのEL測定手法を確立
株式会社トーエネックは9月14日、太陽電池モジュールの劣化診断などを行う「オンサイトEL測定サービス」で、カメラを独自に改良して動画撮影によるEL測定を可能にし、同カメラをドローンに搭載して撮影する手法を確立したと発表した。

オンサイトEL測定サービスの特徴は、太陽電池を架台から外さず、設置したままドローンを用いて撮影した動画(静止画も可能)によりEL測定を行うことという。

このメリットは、測定のために太陽電池を工場などへ持ち込む必要がなく、発電量には影響しない(夜間での測定のため)こととなる。

また、ドローンを用いて動画撮影でEL測定を行うことで、静止画像の場合より測定時間を短縮できるほか、工場屋根上など作業スペースがなく測定困難だった場所でも容易に測定できるようになる。

サービス対象は概ね50kW以上の太陽光発電設備顧客
さらに、EL測定を行う作業者の行動範囲を最小限にでき、点検作業の安全性が高まるとしている。

なお、このEL測定サービスの対象は、概ね50kW以上の太陽光発電設備を持つ顧客となり、太陽光発電設備の機器構成や現地の状況により測定内容が異なるため都度見積もることとなるが、参考価格は約50万円(500kWの地上設置型太陽光発電設備を診断した場合)とのこと。

同社はこれにより、従来よりサービスの向上が図れるとし、同手法を用いたサービスの提供を、平成29年10月から開始する予定としている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社トーエネック プレスリリース
http://www.toenec.co.jp/news/2017/20170914/

 

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