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三菱商事、欧州最大規模の蓄電システムを利用したサービス開始

  • 2017年4月13日
  • エネクトニュース
2017年4月7日発表
三菱商事株式会社は、オランダ公営の総合エネルギー事業会社Eneco(エネコ)社と設立したEnspireME(エンスパイア ミー)社を通じて、ドイツで大規模蓄電システムを利用したサービスを開始することを2017年4月7日に発表した。

予備電力市場や再エネ事業者向けのサービス
EnspireME社は、ドイツ北部シュレスビヒ・ホルシュタイン州ヤルデルント地区に建設され、蓄電容量約5万kWの蓄電システムを据え付けて2017年末に完工予定とのことだ。

この蓄電システムの容量は、ひとつの場所に設置される蓄電システムとしては欧州最大規模となる。

今回、三菱商事は、この蓄電システムを利用して予備電力市場向けサービスや、再生可能エネルギー発電事業者向けの出力調整サービスなどを提供する予定で、ドイツを中心として周辺諸国にてサービスを提供していくとしている。

また、三菱商事とEneco社は、洋上風力発電分野における長期的な戦略提携を結んでおり、今回の蓄電システムを共同で運営する洋上風力発電所でも活用していくとのことだ。

三菱商事では今後も、蓄電システム導入拡大やサービスの提供を通じて、低炭素社会実現に貢献していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

三菱商事 プレスリリース
http://www.mitsubishicorp.com/

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