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【第1回】“土から力を引き出す”デザイナー・梅原真「桃で挑戦!福島の本当の復興」

  • 2016年6月8日
  • エネクトニュース
 
“土から力を引き出す”デザイナー・梅原真さん
自然エネルギーの発電方法には、風力、太陽光、小水力、揚水、地熱、バイオマス等々があり、それぞれのポテンシャルは、地域地域の風土と共にある。梅原さんが訪れていた福島にも当然、彼の地こその風土がある。しかし、望まずして起きた原発災害は国外まで広く、風土の魅力を超えてネガティブな印象を、福島につけてしまった。

そこで、唐突に降りかかった災害から土地を守るべく立ち上がったのは「土から価値を生み出す」農家さん。美味しいことは大前提で、行政よりも研究者よりも早くから土壌測定を開始し、自らのつくる果物の安全性を追求してきた、「ふくしま土壌ネットワーク」で。梅原さんが福島にいる理由は、そんな農家さんたちと始めている取り組みにあるようだ。

「地域の力」はどこにある?

梅原さんは語る際、「第一次産業」、「地方」、「地域」といった言葉がキーワードとして出す。もしかしたら、「ご自身には別の感覚がある?」と思い、詳細を聞くと下記、回答が返ってきた。
≪土地の力を引き出して、新しい価値を産み出していくことによって、その土地の個性が出てくるんじゃないかと。
そのことがあまりにされていなくて、僕の仕事は「デザイン」というスキルをもって、この「デザインのスキル」とは何も「最先端のもの」をつくるんじゃなくて、むしろ農業の部分に「デザイン的な考え方」がなかったんじゃないかと。
高知には美味しい「文旦みかん」があるけれども、そのものを美味しくするダンボール箱ってあるわけでしょう?それが化粧品くさかったり、よくでき過ぎててオシャレなデザインって、なんかこう嫌な感じですよね?それはその、「土佐文旦」というものに対して。「じゃあ、どの辺のデザインがいいのかな」って考えると、やはり「土地の力を感じるようなデザイン」がいいんじゃないかと。だから、「土地の力を引き出す仕事をしている」≫と。

福島の個性、畑の個性とは
福島に来て、ここには他の地方と同じようなバイパスもありつつ、その中で土地の魅力は?という問いに一番にその風土を挙げた。≪温度、平野がどう、日当りがどう。それと同じところに、「農家のスキル」があって、どう枝を剪定するのか、そこは僕はその農家、今回の場合はそれこそ高橋さんの性格なんかを見ているわけですね。≫
続けて、個性についても≪もう、畑を見たらわかる。その作業自体が、福島の人に向いてるっちゅうか、もしかしたら「農業が福島の人の風土をつくった」のかもしれないけど、その丁寧さ、真っ当さみたいなものが、恐らく果実の味に乗り移ってるんじゃないですかね。土のところから、剪定に受粉、収穫から、地道に丁寧に、コツコツと育つところにね。
そういう丁寧なところは、福島の人たちの身体の動き、畑から、農家から、感じるね。それが、「美味しいものをつくってんじゃないのかな」と思います。≫

引用
【第1回】“土から力を引き出す”デザイナー・梅原真
「地域の力はどこ?デザイン的思考の源流を辿る」|ENECT プラチナム連載 Vol.4 より



▼外部リンク

ENECThttp://enect.jp/
【第1回】“土から力を引き出す”デザイナー・梅原真
「地域の力はどこ?デザイン的思考の源流を辿る」|ENECT プラチナム連載 Vol.4http://enect.jp/people/umebara01/

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