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10月24日〜11月22日生まれ
Fear always springs from ignorance.
「恐怖は常に無知から生じる」
6月は仕事でも私生活でも、知らないことが不安や恐怖につながる時期です。知識が不十分なまま、人に何かを説明しなければならない状況に陥らないように。夏至を境に幸運期に転じるので、それまではほどよくお籠り生活を楽しんでみては。
このメッセージは19世紀アメリカの思想家、哲学者のラルフ・ウォルドー・エマーソンが残した名言です。昔の人々は天災や伝染病などを、得体のしれないものとして恐れていました。彼は恐怖を克服するには、「知識を深め、理解を得ること」だと説きました。6月はこれを心に留めて過ごしてください。
今は人前に出て何かをするより、表舞台を退いて自分の器を満たすときのようです。自信を得るためにも、教養やある分野の知識をしっかり身につけると、いざというときに不安に苛まれずに済みます。
“おひとりさま”を楽しむのもおすすめです。特に興味のあるイベントや展覧会には、人と一緒じゃないほうが同行者に気を遣わずにその対象に集中できます。気になるテーマを一人でリサーチして回るのも実り多い時間となります。
夏至を境に幸運期到来。実は6月10日(火)には既に発展と幸運の象徴・木星が動き、今後約1年間、蠍座に独創性や創造性を授けてくれます。その影響が出始めるのもこの頃です。
フリーランスの人は、新しい仕事のオファーなども舞い込む予感がします。自己アピールなどは苦手な蠍座ですが、周りにさりげなく今後やりたいことや、既に計画していることなどを話しておくとよいかもしれません。月末は少し遠出をすると面白い出来事に遭遇するかも。
月が導くあなたのターニングポイント
月が天の蠍座を運行するのは6月7日(土)昼前〜6月9日(月)夜遅くまで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。
岡本翔子(おかもと しょうこ)
心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
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文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE