【英国“クリームティー”の世界】1990年代に“発見”された伝説の庭園でティータイム<スコーンにジャムからのせるコーンウォール流>

  • 2025年5月9日
  • CREA WEB

 小麦粉、バター、砂糖、ベーキングパウダー……。

 材料はシンプルなのに店によって個性が異なるスコーン。クリームティーの聖地でお気に入りを見つけよう。


時代を経て、美しく生まれ変わった広大な庭園

◆The Lost Garden of Heligan(ザ・ロスト・ガーデン・オブ・ヘリガン)


スコーン1個(ジャム&クリーム付き)£4 紅茶£5。

 地域の名家トレメイン家が所有した約80ヘクタールの歴史ある庭園。

 かつて人々の目を楽しませた広大な庭だったが、第一次世界大戦時に庭師たちが徴兵されたため、そのまま手入れされることなく長年忘れ去られてしまったという。


「ヘリガン・キッチン」。

 園内には、コーンウォールの局地気候を生かしたジャングルや、ヨーロッパで唯一現存する伝統的なパイナップル栽培温室なども。

 ショップやカフェレストラン「ヘリガン・キッチン」は入場券なしでも利用でき、クリームティーを気軽に味わえる。


亜熱帯の植物が茂るジャングル。

The Lost Garden of Heligan(ザ・ロスト・ガーデン・オブ・ヘリガン)

所在地 Pentewan, St Austell, Cornwall PL26 6EN
電話番号 01726-845100
営業時間 10:00〜17:00(最終入場16:00、10月〜3月は15:30)
入場料 £20
アクセス St Austell駅からタクシーで約15分、バスで約25分
https://www.heligan.com/

文=安田和代(KRess Europe)
写真=川上 真
取材協力=Visit Devon、Visit Cornwall

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