蒜山の麓にあるひるぜんジャージーランドでは、ジャージー牛の新鮮な生乳を生かした乳製品やスイーツがずらり。黄金のミルクとも呼ばれる淡い黄色味を帯びた牛乳のおいしさは感動もの。専属のパティシエが、芳醇なバターを使い生み出すバターサンドやフィナンシェなどの洋菓子も魅力的で自分へのご褒美にもぴったり。
岡山県北部にある標高500メートルの蒜山高原は、日本最大規模のジャージー牛の飼育地域。大自然の中約2,000頭がのびのびと過ごしている。
蒜山の麓にあるひるぜんジャージーランドでは、ジャージー牛の新鮮な生乳を生かした乳製品やスイーツがずらり勢揃い。
栄養源たっぷりの牧草地で育ち、黄金のミルクとも呼ばれる淡い黄色味を帯びた牛乳は、ほんのり甘く濃厚で、そのおいしさは感動もの。
専属のパティシエが、芳醇なバターを使い生み出すバターサンドやフィナンシェなどの洋菓子はどれも一口で虜になってしまうほどおいしくて、手土産はもちろん自分へのご褒美としても選びたい。
雄大な牧草地でのんびり過ごすかわいいジャージー牛たちに癒されながら、牧場ならではのおいしさを味わいに、足を運んでみては。
ひるぜんジャージーランド
所在地 岡山県真庭市蒜山中福田956-222
電話番号 0867-66-7011
http://jerseyland.hiruraku.com/
蒜山ジャージーから生まれる乳製品のおいしさや、酪農家・製造者の想いも熟知した専属のパティシエが腕を振るう菓子工房FILER。
中でも売り切れ必至なのが、蒜山ジャージーの生クリーム100%のバターを惜しげもなく使った極厚のバターサンド。
ラインナップは3種類で、ラム酒に漬け込んだドライフルーツが芳醇な「ラム&フルーツ」、ほうじ茶を練り込んだバタークリームと、ブランデー香る甘納豆の組み合わせが斬新な「ほうじ茶&甘納豆」、濃厚なピスタチオのバタークリームにドライフランボワーズの酸味がアクセントになった「ピスタチオ&フランボワーズ」。
どれも、リッチな味わいながら口溶けが良く軽やかで、頬張る度に幸せが込み上げてくる、魅惑のおいしさだ。
牛乳、生クリーム、砂糖を主な材料としてつくられるイタリア発祥の洋菓子、パンナ・コッタ。
ひるぜんジャージーランドのパンナ・コッタは、パティシエが手づくりしているため数に限りがあり、蒜山地域以外では滅多に買えない特別な品だ。
すっきりとしていながらも芳醇なコクをもつ「蒜山ジャージー牛乳プレミアム」と、濃厚な「蒜山ジャージークリーム」を合わせ、ジャージー牛乳ならではの風味を存分に生かした仕上がりに。なめらかでクリーミーな口当たりにも心が躍り、一気に食べてしまう。
乳酸菌を加えて醗酵させた最上級のバター「蒜山ジャージー醗酵バター」を用いたフィナンシェの詰め合わせ。
バターの存在感を最大限に引き出し、最高級アーモンドのシチリア産パルマギルジャンティ種を使った「ナチュール」、3種類のヘーゼルナッツの食感が特徴的な芳ばしい「ノワゼット」、フランス産最高品質のローズアロマの香りとフランボワーズの酸味が相まった優雅な「ローズパール」の3種類が楽しめる。
センスのいいパッケージはギフトにもぴったりで、個包装で配りやすいのも嬉しいところ。
欧米やオセアニアなどで近年話題を集めるA2タイプの牛乳。乳中のたんぱく質βカゼインにはA1型とA2型があり、こちらの牛乳にはA2型だけが含まれていて、お腹にやさしいのが特徴だ。
ひるぜんジャージーランドでは、限定牧場で生産された希少なA2ジャージー牛の生乳のみを使用。
牧場から工場が近く、すぐに殺菌してパック詰めするため、すっきりとしていて香り高い、新鮮な味わいを実現している。
蒜山山麓の雄大な自然の中、のびのびと育ったジャージー牛の良質で濃厚な生乳から生まれたカマンベールチーズ。
噛むほどに味わい深く、とろけるような舌触りは、チーズ好きも納得の完成度。
表面を覆う白カビにより日を追うごとに熟成が進むため、最初は酸味のあるフレッシュな味わいも、コクが増しまろやかなクリーム状となり、4週目頃には刺激的な風味に変わってゆく。
チーズ自体のクオリティが高いので、黒胡椒をかけたり、焼いてチーズフォンデュにしたりと少しのアレンジでお店のような一品に。
ホームパーティーなどのおもてなしの際にもうってつけだ。
「蒜山ジャージーバター」に国産小麦、そしてタヒチ産バニラやゲランド岩塩からつくられるディアマン・バニーユ。
シンプルなレシピと材料だからこそ、素材の良質さが際立っていて、飽きのこないおいしさへと導いている。
程よい厚みは、口の中でほどけるようなサクッとほろっとした食感がよく、頬張るたびにバターの豊かな風味に包まれ、一つ、二つ、三つと食べ出したら止まらない。
牧場が手がける菓子工房FILERに昨年登場したのが、このケイク・オ・フリュイ。
「蒜山ジャージーバター」をたっぷり使用した生地の中には、イチジク、杏、プルーンなどのドライフルーツがぎっしり。ドライフルーツはシナモンやカルダモンといったスパイスと洋酒が利いていて、さまざまな味わいと食感の美味なるコントラストを堪能することできる。
この優雅な味わいは、紅茶やコーヒーと共にじっくりとご賞味あれ。
黄金のミルクともいわれる自慢のジャージー牛の生乳に、生クリームをブレンド。なめらかな口当たりで、さっぱりとした中にも甘さと生クリームのコクが感じられ、まるでスイーツのよう。
ヨーグルトはほかにも、白桃やブルーベリーなどフルーツを使ったもの、飲むタイプなど多彩にラインナップしているので、あれこれ食べ比べしてみるのも楽しい。
セミハードタイプの中でも脂肪分が高いこのゴーダチーズは、熟成によって生まれるまろやかさと深いコクが印象的。
クセが少ないので食べやすく、幅広い世代から支持されており、牧場内のレストランで一番人気のチーズフォンデュにも使用されている。
カットしてそのまま、ワインのおつまみやサラダのトッピングに使ったり、またマイルドな味わいなので、グラタン、パスタ、オムレツ、チーズケーキなどいろいろな料理にも使えるなど万能な一面も。
蒜山ジャージーと国産黒毛和牛の交配により生まれた蒜山高原ビーフは、ジューシーでやわらかく、旨みの濃い肉質が自慢。
この蒜山高原ビーフからつくられたこの荒挽ソーセージは、肉肉しく食べ応えがあり、噛むほどに牛肉の旨みを口いっぱいに堪能できる。
そのまま味わうのはもちろん、料理にアレンジしても存在感を発揮してくれるのでぜひ。
文=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史