名物をしみじみ味わって、のんびりと街歩きしたい台湾は、少し見ぬ間に懐かしさはそのままに、ヘルシーに進化していました。「CREA」2024年春号の「行かなくちゃ、台湾」特集。その一部を抜粋し、掲載します。
台北への移住を考えているほど台湾を愛する、ローズことスタイリスト・榊原優佳さんが、いま、台北のカルチャーを感じたいならここに行けば間違いなし! というお店を教えてくれました。
台南生まれのセレクトショップ。店内には台湾のものはなく、ヨーロッパやアメリカ、そして日本の服や器が並ぶ。
「いい意味で台湾っぽさを感じさせない洗練された空間。オーナーの服やインテリアへの愛を感じます」(榊原さん)
WASHIDA PARK(ワシダパーク)
所在地 台北市大安區麗水街17巷10號
電話番号 なし
営業時間 12:00〜19:00
定休日 無休
Instagram @washida_park
オーナーのannさんが好きなアーティストの作品や、使ってよかったものが並ぶ。店名は「自分のホテルを持ちたい」という夢から。
「台北のアートを感じたいなら欠かせない場所」(榊原さん)
fruit hotel taipei(フルーツ ホテル タイペイ)
所在地 台北市松山區民生東路四段97巷1弄21號
電話番号 なし
定休日 Instagramで確認
Instagram @fruit_hotel_taipei
台湾のバンド「透明雑誌」の元リーダー洪申豪さんが手がける店。彼を慕うバンドがライブをしたり、アーティストとコラボアイテムをつくったりと、カルチャー色強めの空間。
「オリジナルアイテムがかわいいのでチェックして」(榊原さん)
PAR STORE(パーストア)
所在地 台北市大同區赤峰街3巷1號B1樓
電話番号 なし
営業時間 14:00〜20:00、金・土・日曜〜21:00
定休日 無休
Instagram @Par_Store
3階建てのアパートをリフォームした店内に写真集や雑貨が並ぶ、ブックストア兼ギャラリー。
「素敵なフォトグラファーやアーティストを知れる、台北で一番好きな場所」(榊原さん)
朋丁(ポン ディン)
所在地 台北市中山區中山北路一段53巷6號
電話番号 02-2537-7281
営業時間 12:00〜19:00
定休日 月曜
https://pon-ding.com/
小さなお店が連なる長屋の一角にあるコーヒーショップ。店内にはグラフィックデザイナーの店主が手がけたオリジナルグッズや、日本の漫画が並ぶ。
「気になるお店が多い赤峰街エリアにあるので、散歩や買い物のついでに寄ります」(榊原さん)
KWON SAEM COFFEE(クォン サエン コーヒー)
所在地 台北市大同區承德路二段53巷36號
電話番号 なし
営業時間 12:00〜18:30
定休日 火・水曜
Instagram @kwonsaemcoffee
アメリカ、ヨーロッパ、そして日本。世界中のエッセンスを取り入れた美しいドーナツ。7年も試行錯誤してつくり上げた味わいは、甘みの中に爽やかな酸味が光る。
「創意工夫に溢れた味と見た目」(榊原さん)
ABCD. A Better Coffee&Doughnut(エービーシーディー アーベター コーヒーアンドドーナツ)
所在地 台北市大同區南京西路18巷4弄8號
電話番号 02-2558-0678
営業時間 12:00〜19:00
定休日 月・火曜
Instagram @abetter.cd
Y2Kの雰囲気をまとう洋服やリメイクアイテムが所狭しと並ぶ古着店。
向かいにあるお店も系列店なので、一緒に立ち寄ろう。
「やや若い人向けのラインナップかな? と思いきや、上質な掘り出しものもあります」(榊原さん)
PEACOCK FLOWER(ピーコック フラワー)
所在地 台北市大安區忠孝東路四段205巷29弄6號
電話番号 02-2779-0092
営業時間 15:00〜22:00
定休日 不定休
Instagram @flower_whispering
●教えてくれたのは……
榊原優佳(さかきばら・ゆか)さん
スタイリスト
飯田珠緒氏に師事し独立。女性誌を中心に活躍中。愛称の「ローズ」は師匠が命名。 好きなものは猫とアイスクリーム。
Instagram @yukasakakibara_
※表紙と巻頭グラビアに登場したNICHOLASのスペシャルインタビュー、台湾で必ず食べたい小籠包や魯肉飯の名店、メイドイン台湾の美しい日用品などが盛りだくさんの「行かなくちゃ、台湾」特集は「CREA」2024年春号でお読みいただけます。
文=高田真莉絵
写真=橋本篤
コーディネート=田中左千子(TOP TAIWAN)