思い通りになりづらいとき。2024年は試練の多い辰(たつ)年さんですが、今月はさらに厳しさが増す時期とあって、何事も慎重に行う必要がありそうです。強い精神力を要するひと月ゆえ、心が折れないよう、推しから癒しを得るなどして乗り切っていきましょう。部屋に風鈴を飾ったり、鈴を身につけるのもおすすめです。
仕事面では、あなたを陥れようとする人物が現れるかもしれません。特に卯(うさぎ)、戌(いぬ)年の同僚には警戒を。今のポジションを奪われてしまうかもしれません。大事な用件は決して人任せにせず自分でやる、プロセスごとの確認作業を増やすなど、石橋を叩いて渡ることで身を守ってください。
恋愛面では、今のお相手を大切にすることが大切。コミュニケーションをしっかり取って、他人がつけ入るスキを与えないようにしてください。また、自身の恋話をあちこちでしないこと。のろけ話はもちろん、愚痴もNG。それを耳にした人が三角関係を引き起こすことも。フリーの人、未だアプローチ中の人も、恋の進展に一喜一憂して騒がないようにしてください。
健康面で注意したいのは、高血圧、胃酸過多。
この時期、相性がいいのは、子(ねずみ)、申(さる)、酉(とり)年の人。
距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、未(ひつじ)、戌(いぬ)年の人。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
一対の「豼貅(ひきゅう)」に収入増のサポートをお願いしましょう。古代中国の伝説の動物である豼貅は、金銀財宝を食べ、蓄えるといわれ、中華圏では厄よけや招財の神獣として知られています。風水では、雌雄一対の豼貅の置物を飾るのが基本です。雄がお金を呼び込み、雌がそのお金を守るほか、人間関係を良好にする助けになるとも。雌雄一対の豼貅をオフィスのデスクの上やリビングに飾ってください。その際は、必ず顔が外を向くよう配することが大切です。
吉方位は、北と東。避けたほうがいいのは、南と西。
ラッキーカラーは、黒と赤色。避けたほうがいいのは、白と緑色。
向上心が旺盛で、高く掲げた目標に果敢に挑んでいく勇者です。
常に前向きで、言動はポジティブ。過去を振り返って立ち止まったり、くよくよ悩んだりすることは少ないことでしょう。
フットワークが軽く、興味を持ったことには即行で着手。性に合わないと感じたなら、すぐに見切りをつける一方、“これこそは!”とひらめいた事柄には、強い意志をもって突き詰め、その道を極めていく人です。
また、聡明で時機を読む力があり、財テクでひと財産築くポテンシャルを秘めています。
気っ風がよく、女性であっても、どこか“男前”。面倒見がよく、年下から慕われることが多いでしょう。
親孝行でもあり、日頃から何かと家族のことを気にかけていているのでは。そんなあなたの存在は一家の心の支えとなっているはず。
悟明老師(ウーミン ラオシー)
「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい