気持ちが乱れたり、揺れやすいとき。判断ミスや優柔不断な言動が目立ってしまいそう。この一か月は、重要な決断はしないほうがいいかもしれません。迷ったときや困ったときは、信頼できる人のアドバイスを仰ぐなどして、慎重に対処していきましょう。
仕事面では、ちょっとした不満を感じるたびに“この職場、向いてないのかも”と落ち込んだり、“転職したらラクになるかも”と揺れたりしがち。ですが、今の仕事や職場は、あなたが思っているより、あなたにフィットしているようです。新たな課題や任務を与えられたなら、全集中で取り組んで。昇進や昇給のチャンスが高まります。
恋愛面では、心が定まりにくく、どっちつかずの態度をとりやすいよう。答えに迷ったときは、フラフラしたり曖昧にしたりせず、一度保留するのが賢明かもしれません。もしも意中のお相手や今のパートナーが寅(とら)、戌(いぬ)年ならば、それは天から授かった良縁。迷うことなくお付き合いを続けて吉。
健康面で注意したいのは、胃と脾臓の不調。女性は生理痛。
この時期、相性がいいのは、寅(とら)、未(ひつじ)、戌(いぬ)年の人。
距離を置いたほうがいいのは、子(ねずみ)、丑(うし)、卯(うさぎ)年の人。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
皇帝を守るべく邪悪な存在と戦う、権威ある神様「石敢當」が、あらゆる災難から守ってくれます。魔除けとして用いられた中国伝来の風習に由来していて、日本では“いしがんどう”と呼ばれ、沖縄県に多く見られます。魔物が迷い込みやすい場所などに「石敢當」と書かれた置物を配することで、災難から身を守ってもらえると信じられています。
風獅(シーサー)の身体に「石敢當」の文字を入れたものも見つかります。こうした置物を手に入れてください。難しければ画像検索して、気に入った画像をプリントしたもので代用しても。リビング、オフィスのデスクの上などのよく目につく場所へ。お店を経営しているなら入口付近に。風獅の顔や文字の書かれた面を外に向けることがポイントです。
吉方位は、南と東。避けたほうがいいのは、北と西。
ラッキーカラーは、黒と緑色。避けたほうがいいのは、赤と白色。
客観的な視点とブレない軸を持ち、凛とした存在感をたたえる人。
確固たる自分の意見を持っているので、周りに流されることなく、我が道を進んでいくでしょう。
自分のなかで善悪の区別が明確で、相手が誰であれ、それが間違っているなら、ひるまず誤りを指摘。
逆に評価されるべき事柄に対しては、ライバルであっても惜しみない賞賛を送るなど、公平で中立的に振る舞うタイプです。
また、論が立ち、話し上手なのも特徴のひとつ。
人の心を動かす話術に長け、プレゼンテーションや営業は得意分野。大舞台でも物怖じすることなく、おのが役割を果たすことでしょう。
さっぱりした性格で、細かいことにこだわったり、引きずったりしないことから、クールな人に見られる場合もありますが、実際は裏表のない信頼できる人。良き友人にも恵まれるでしょう。
悟明老師(ウーミン ラオシー)
「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい